WRX STIの値引き交渉マニュアル

走りにこだわり抜いたスポーツセダン「WRT STI」

WRX STI(SUBARU)

315〜373.8万円
WRX STI
カタログ燃費:9.4km/L
WRX STI


対象外
8万円
8万円

 

 

 

WRX STIの値引き情報

初回値引きは期待できない

初回値引きは8万円を引き出せれば大成功だと思ってほしい。 爆発的に売れるクルマではないが、安定したセールスを残しているのだ。 2007年に発売されたクルマであるが、中古車市場であまり見かけないことからも購入者の評価は高いことが分かる。

 

ライバル車種と比較交渉で+12万円値引き

輸入車ならフォード「フォーカスST」やフォルクスワーゲン「ゴルフGTI」、国産車ではマツダ「アクセラ」などライバル車がWRX STIには多く存在する。 これら他車の比較交渉を行うことで初回値引きを上回る値引きを狙いたい。 しかし、WRX STIは比較交渉をしたとしても大幅な値引きにはなり難いので注意が必要だ。 その値引き額は12万円程度だろう。

 

さらに大幅値引きをしてもらうには

WRX STIは比較交渉をしたとしても大幅な値引きが難しいことが上記から分かるだろう。 ディーラーでの値引きは期待できないのだ。そこで、ディーラー以外での値引きを検討してはどうだろうか。 値引き交渉マニュアルは厄介なディーラーでの交渉を無しに、更にクルマを安く購入することが可能だ。 人気のモデルを30万円以上安く購入できた例もあり、WRX STIも大幅な値引きを期待できる。 浮いたお金でサンルーフや本革シートを追加出来るメーカーオプションのプレミアムパッケージを利用してグレードアップさせるのも悪くない。

 

 

 

WRX STIの評価

専用の開発したブレーキシステムの高い完成度

WRX STIのために開発されたbrembo製ブレーキの性能が高い。スポーティでダイナミックな走りをするWRX STIの走りを支える無くてはならないシステムとなっている。減速の効きはもちろん、そこからの立て直しの反応性も良い。

エアロダイナミクスボディが安定性の高い走りを実現

空気抵抗を最大限に遮断する独自のボディ設計が組まれている。これにより高速道路などを走行する際の安定性が高くなった。同時に、空気を利用してエンジンの熱を放射しており室内の冷房環境も整える。

WRX STI

 

個性も質感もないインテリア

スポーツカーのマーケットでは購入する層に合わせて自然と高級化が進んでいる。その流れに乗れていないのがWRX STIである。プロモーションの打ち方やこだわりのエクステリアを前面に押し出す反面、内装は貧疎なものとなっている。高級志向の高いユーザーにはがっかりだろう。

9.4km/Lという燃費の悪さ

スポーツカーであるため仕方がないものの、カタログ燃費で10km/Lを割る燃費の悪さは目に留まる。実燃費ではこれより悪い数字であり、特に市街地での走行は6km/L程度だろう。維持費は高くつくので注意が必要だ。

 

WRX STIの総評

2007年にスバルから発売されたWRX STI。 このWRX STIは、4doorのセダンと5doorのコンパクトカーの大きく2種が展開されている。

 

どちらのモデルもターボチャージャー付きの4気筒エンジン『SUBARU BOXER』を搭載。高い走行性能を維持している。 エンジンだけではなく、それを支えるすべての速域に対応したトルク、ボディ構造をしている。 エンジンの性能が最も効率よく発揮される高速域では、空気抵抗が極力カットされ素晴らしい安定走行を発揮する。 走りを楽しみたいというユーザーには、セダン・コンパクトカーいずれであっても大満足のパフォーマンスに納得するはずだ。 特に4doorのセダンの人気は高く、爆発的なセールスほど誇っていないものの発売から5年経つ今でも根強い人気があるのだ。

 

中古車市場にあまり出回っていないことからも購入車の満足度の高いクルマである。 一方で、スポーツカーの市場の中では少々取り残されつつあるモデルであるというのが現状だ。 昔と比較するとスポーツカーの購入を検討するユーザーの年齢層が高まっている。この中、日本の各社は今までに以上に質感のある、高級なスポーツカーをリリースしようと取り組んでいる最中だ。 WRX STIはエクステリアこそこだわりを感じるが、残念ながら内装がイマイチであることが否定できない。 プラスチックを多用した室内は安っぽい印象が強く、ユーザーの希望通りの室内空間であると到底考えられないのだ。 しかしながら、ドライバーとクルマの一体感から生まれる快適な走りは健在であり、走りに対する嗜好性の高いユーザーは購入する価値が大いにあるのではないだろうか。 自らの求めるニーズがはっきりしているユーザーには購入をお勧めしたいクルマだ。