あの人気車種が最高燃費性能をもって帰ってきた
新型ワゴンR(SUZUKI)

新型ワゴンRの値引き情報
初回値引きは3万円程度
ワゴンRの売れ行き、予約は好調。
ニューモデルが出たばかりなので、初回値引きは3万円程度と低い。
下取り額も高いことから大幅な値引きは難しいだろう。
ライバル車種と比較交渉しても2〜3万円程度しか見込めない
ワゴンRのライバル車種は、ムーブ、Nボックスなど。Nボックスの売れ行きが絶好調なため比較交渉もできるが、やはり新型ということもあり
引き出せる値引きはおそらく2〜3万円程度だろう。
大幅値引きをしてもらうには
ワゴンRに関してはディーラーでの大幅値引きはほとんど無理と言っても良い。
同クラス内で低燃費ナンバー1でもあるため、人気は今後も継続すると予想される。
もし数十万円もの値引きを期待するならば、値引き交渉マニュアルを参考にしてほしい。
初期値引きのほかに、35万円安く購入した例も紹介している。
その35万円でぜひオプションをつけてほしい。

新型ワゴンRの評価

ガソリン車以上ハイブリッドカー未満
エンジンとバッテリーを動力にして走る機構は持っていない。しかしバッテリーは持っていて、減速時のエネルギーを電気にしてリチウムイオンバッテリーに充電。停車時にエンジンを停止させる代わりに電源としてこちらの電気を使うことで燃料を限界まで節約させている。 高い機能性と居住性
パッケージングを工夫して車内は広くなっている。大人4人が乗っても余裕のスペースがある。収納スペースも多く、デイリーユースの様々な用途に対応する。 |

2018年に義務化されるESP(横滑り防止装置)がメーカーオプションという扱い。
確かに少々高性能な装置ではあるが、万人受けさせる車であれば標準装備であって欲しい装置である。
売れ筋グレードとなっているFXリミテッドにスタビライザーが非装着である。
ワゴンRのようなトール型ワゴンは動力性能が弱く、緊急時に不安が残る。
新型ワゴンRの総評
みんなが乗れる、ワゴンRが機能を強化してモデルチェンジをした。リチウムイオンバッテリーを搭載して、減速時に生まれるエネルギーを電気に変換・蓄電するシステム「エネチャージ」を採用している。その電気は停車時にエンジンを止めた時に使用する電気として使われており、極力エンジンを動かさない形にさせて28.8km/Lという燃費性能を誇っている。もちろんワゴンRがもともと持つ良さが失われたわけではない。
高い天井は頭上にスペースを生み感覚的に広さを感じる。助手席の下には大きなバッグも入るアンダーボックスやフロントパネルの収納、後部座席にも収納を配置し使い勝手が良い。リアシートのアレンジも多彩でデイリーユースの様々な用途の対応する万能さは維持どころかさらに改良されている。
軽自動車というと価格が低い分質感が妥協されがちだがこの車はそのあたりも満足できる。部分的に装着されたメッキパーツや切れ目型のヘッドライト、リアルーフについた小型スポイラーがボディ全体を引き締めて良い印象を与える。内装もフロンパネルはすっきりしすぎず、適度にまとめられている感じが値段を感じさせない。まさに誰もが乗れる、万能な車である。