フォルクスワーゲン up!の値引き交渉マニュアル

ハイスペックな諸機能を兼ね備えた大人気コンパクトカー「VW up!」

フォルクスワーゲン up!(Volkswagen)

149万円〜183万円
high up!
カタログ燃費:23.1km/L
フォルクスワーゲン up!


75% 3.78万円
3万円
6.78万円

 

 

 

フォルクスワーゲン up!の値引き情報

初回値引きは3万円程度

2012年10月の発売以降、up!は日本のユーザーからも絶大な支持を得ている。 Volkswagen人気のコンパクトカーであるため、大幅な値引きは非常に困難となっている。 初回値引きは3万円いけば十分だろう。

 

ライバル車種と比較交渉で+2万円の値引き

ライバル車種にはホンダのN BOXやダイハツのムーヴなどがある。 これらライバル車種と比較交渉を行ったとしても値引きは依然として厳しい。 +2万円ほどいけば成功といえるだろう。 もともと価格を抑えても販売となっているため、これ以上の値引きはディーラーとしても選択肢にないはずだ。

 

さらに大幅値引きをしてもらうには

VWのup!はもともとお手頃な価格でありながら、これまでのコンパクトカーにはない魅力が詰まっており満足のいくモデルである。エコカー減税の適合車でもあるため、さらに安く購入することが可能だろう。しかし、ここで満足してしまうと損をする。さらに30万円以上の値引きも可能なので、ぜひとも値引き交渉マニュアルを活用してほしい。 人気のあるモデルにも関わらず、初期値引きのほかに35万円安く購入した例もあるので、是非参考にしてほしい。

 

 

 

フォルクスワーゲン up!の評価

個性溢れる独特な外装デザインがオーラを放つ

シャープなフィルムが個性を光らしている。見慣れないフロントグリルのデザインが国産車にはないオリジナリティ性の高さを示している。コンパクトカーでここまで魅力あるデザインを用意できるのは輸入車ならではだろう。

国産車顔前のコンパクトカーでありながらお手頃な価格帯

コンパクトカー市場は激戦区といわれているが、その情勢は日本メーカーがほとんどを占めいていた。こうした国産車の寡占が続く市場で、up!は機能性はもちろん価格でも勝負できるモデルとしてポテンシャルが高い。149万円〜183万円の価格帯でこれ程までの高いスペックであるので、日本メーカーには脅威だろう。

フォルクスワーゲン up!

 

分厚いサイドシルのため乗り降りが困難

頑丈なボディが安全性を確保している一方、サイドシルを分厚くしたために乗り降りが困難となっている。若いファミリー層やカップルはともかく、高齢者や子供が乗り降りするにはストレスを感じざるを得ない。

アクセスレスポンスのセミATの悪いトランスミッション

普通にドライブをしている上では気にならないが、走りを追求したいと思っているユーザーには不安材料となるだろう。加速の際に下のギアに切り替わるまでに何秒かのタイムラグがあるのだ。自動制御のATが当たり前の時代に、このはっきりしないセミAT扱いには悩まされる場面も多々生まれるだろう。

 

フォルクスワーゲン up!の総評

日本車で賑わいをみせていたコンパクトカー市場で、機能性・価格帯・安全性・環境性能の全てで引けを取らないどころか、圧倒的な優位に立つ輸入車としてup!は注目されている。まず、Volkswagenらしい独特の個性が存在感を放つ外装が素晴らしい。どこか似通ったデザインが多いこの市場で群を抜いている。 安全性も高く、横滑り防止装置が全てのモデルに標準装備されており手堅い。ボディ設計も衝突のダメージを最大限吸収する工夫がなされている。 日本のユーザーには、環境性能の高さも嬉しいポイントとなるだろう。マニュアルギヤボックスをベースにシングルクラッチシステムを採用した5速セミATトランスミッションが低燃費を実現している。実際、カタログ燃費:23.1 km/Lと十分なパフォーマンスを発揮してくれる。環境に配慮されていることはもちろん、経済性にも優れており評価できる。

 

このように充実なモデルでありながら、up!は149〜183万円という価格帯で展開しており、お値打ちであると断言できる。輸入車に抵抗があるユーザーでも、これならすんなりと乗りこなせるだろう。 今まで輸入車が選択肢になかったユーザーを取り込めるモデルである一方、輸入車には快適な走りを追求し、それを楽しみたいという嗜好性を重視するユーザーの期待には届かないので注意したい。新たに開発されたセミATのギアは環境性に優れているもののの、加速時などでレスポンスが悪く、物足りなさが露呈する。 また、安全性を高める過程でサイドシルが非常に厚くなっており、年配のユーザーには乗り降りの使い勝手が良くない。

 

デメリットを考慮すると、そこまで走りにはこだわりを持たないカップルや一人乗りのファーストカーやファミリー層のセカンドカーとして活躍できるモデルだろう。