ボルボV50の値引き交渉マニュアル

快適なインテリアに圧巻のボディ「ボルボ V50」

ボルボ V50(VOLVO)

279万円〜399万円
V50 2.0 TACK
カタログ燃費:12.0km/L
ボルボ V50


対象外
15万円
15万円

 

 

 

ボルボ V50の値引き情報

初回値引きは15万円程度

洗練されたインテリアが光るV50は初回値引きでも15万円程の値引きが期待できる。 ただし、販売店で金額に波があるので、その点には注意が必要である。

 

ライバル車種と比較交渉で+15万円の値引き

比較交渉をした場合、最高で+15万円程の値引きが見込める。 しかし、ここまでたどり着くにはライバル車の見積書を用意し、巧みに交渉を展開する値引きテクニックの腕の良さが試される。

 

さらに大幅値引きをしてもらうには

V50の人気の波は一時おさまっているので、交渉次第では輸入車としては大きな額の値引きを狙える。 しかし、手慣れたユーザーならまだしも、ライバル車の見積もりを用意し、時期や店舗を選んで最高額の値引きを引き出す一連の流れは予想以上に労力を要する。 このテクニックがない場合、上記にあるような値引きを引き出せないという事実がある。 そこで、煩わしい交渉をせずに30万円程度安く購入できる方法があるので参考にしてほしい。 値引き交渉マニュアルを活用すれば、ディーラーでの面倒な交渉を省いて30万円前後の値引きを実現できる。

 

 

 

ボルボ V50の評価

輸入車ならではの美しいフォルムに魅せられる

シャープなデザインがシーンを選ばない。国産メーカーにはない洗練されたフィルムの曲線が凛とした佇まいを演出している。長く乗っても色あせない、時代に流されないモデルとなるだろう。

圧巻の音響設備と配色までこだわり抜いた充実のインテリア

本革で包んだシートの乗り心地は素晴らしい。また、"プレミアムサウンド・システム"を採用した音響環境は圧巻で、快適なドライブを楽しめるに違いない。コックピットの配色には落ち着きがあり、安らぎさえ覚える。

ボルボ V70

 

実燃費10km/Lを割る燃費の悪さ

環境へのインパクトを低減したことに成功とボルボは主張しているが、実燃費で10km/Lを大幅に割る燃費消費率は決して良いとはいえない。環境面はもちろん、ユーザーの経済性に欠く。

ストレスを感じる大きいロードノイズ

スポーティな走りが強みある一方、ロードノイズが気になる。タイヤはミシュラン「PRIMACY HP」を採用しているがこれに問題があると考えられる。ノイズが気になる場合、タイヤチェンジを実施する必要がである。

 

ボルボ V50の総評

欧州で大人気のステーションワゴンであるボルボV50は、洗練されたエクステリアとインテリアが最大のメリットである。 エクステリアは国産車にはまずない美しいもので、色合い・フィルムともに素晴らしい。利用シーンやユーザーを問わず、長く乗りこなすことができるはずだ。凛とした佇まいが存在感を示している。

 

インテリアも素晴らしく、本革シートに大きな魅力を感じる。座り心地も良く、評価も高い。ラゲッジスペースも充実しており、リアシートを必要に応じて倒すこともでき、フレキシブルに使いこなすことが可能となっている。音響環境にもこだわりが見受けられる。驚きの”プレミアサウンド・システム”は、ドライブに新しい付加価値を付け加えている。 さすが欧州で人気を博すモデルだけあり、高いクオリティを維持していることが分かる。 一方、日本のユーザーが注目する環境面には弱いという事実がある。ボルボは環境へのインパクトを低減していることを謳っているが、実燃費は10km/Lを割っており、決して良いとは言えない。日本のユーザーの納得する水準には達していないだろう。エコカー減税も対象外となっており、多くのユーザーはこれを理由にボルボV50は購入の選択肢から無くなってしまうと予想される。日本のマーケットに適応するためにエコカー減税適合車を、戦略的な価格でリリースする海外メーカーも近年は増えており、ボルボは乗り遅れた感が否めない。 また、加速やブレーキの効きがイマイチな面も気になる。安全面にも厳しい日本のユーザーには細かい点も大きな懸念事項となる。

 

数々のウィークポイントを考慮し、エクステリアとインテリアに重点を置いた嗜好性の高いクルマであると結論付ける。