ヴィッツの値引き交渉マニュアル

スポーティさが増したトヨタ「3代目ヴィッツ」

ヴィッツ(TOYOTA)

120.5万円〜180万円
1.3F
カタログ燃費 :20.6 km/L
ヴィッツ


4.39万円
5万円
9.39万円

 

 

 

ヴィッツの値引き情報

初回値引きは5万円程度

初回値引きは5万円程度だろう。中古市場でも人気のあるモデルとなっているため、大きな値引きは期待できない。

 

ライバル車種と比較交渉で+15万円程度の値引き

ライバル車種は1200cc〜1300ccエンジンを搭載するホンダのフィットやスズキのスイフト、輸入車ならプジョーの208などだろう。 これら車種と比較交渉をすることで15万円前後の値引きを狙うことができる。

 

さらに大幅値引きをしてもらうには

199年の販売以降、時代に合わせてマイナーチェンジをするヴィッツはコンパクトカーとして国内で絶大な支持を得ており、安定して人気がある。 そのため、上記を上回る大幅な値引きをディーラーで実現するのは困難だろう。 そこで、30万円ほどの値引きを狙うのであれば、値引き交渉マニュアルを参考にしてほしい。 面倒な交渉を抜きに、大きい額の値引きを期待できるので検討することをお勧めする。

 

 

 

ヴィッツの評価

人気グレード1.3Fで136万円という価格設定

5人乗りのコンパクトカーとしては満足のいく価格設定である。 2012年のマイナーチェンジを経て燃費も向上し、車体も軽く走行安定感も以前より増している。 1999年の初代リリースから続く根強い人気は一連の機能性の高さはもちろん、この手に届きやすい価格設定が後押ししている。

標準装備で満足の諸機能が備わっている

アイドリングストップ機能や横滑り防止装置、ブレーキアシストなど多岐にわたる諸機能が標準装備で搭載されいている。そのため、高い安全性が保障されており、ドライバーは安心してドライブを楽しむことができるだろう。

ヴィッツ

 

窮屈な客室があまり快適ではない

シートに腰をかけた状態でも天井の低さは気になる。また、足もとも広々としたスペースは確保されていない。 これは全長3885mm、室内長1940mmというコンパクトさを追求した仇といえる。

小回りが利かずハンドル操作に手こずる

コンパクトなボディながら思いのほかハンドル裁きは悪く小回りの利かない走りが目立つ。

 

ヴィッツの総評

2012年5月にマイナーチェンジを実施したトヨタ自慢のコンパクトカー”ヴィッツ”は常に時代に適応した変化を遂げており、未だに高い人気がある。特に今回のマイナーチェンジではユーザーのドライブをサポートする機能の充実が目立つ。エコカー減税適合車でもあり、21.8km/Lという満足の燃費性能を発揮する。 このクルマが多くのユーザーから選ばれる1つの理由は、横滑り防止装置やブレーキアシスト、細かな収納スペースなど欲しい機能が全て標準装備されていることだ。そして、このような様々な機能やシステムを搭載しながらも、人気グレードの1.3Fスマートストップパッケージで136万円と低価格な設定が大きな強みだろう。 ライバル車種にあたるホンダのフィッツやスズキのスイフトと比較しても、価格に対して満足のいく諸機能が搭載されていることは一目瞭然であり、このモデルの人気を支えていることがわかる。 一方で、低価格を実現した過程で快適さも多く損なわれているのも事実である。 まず、コンパクトさを追求している半面、客室のスペースが狭くなっていることだ。シートも硬く、居心地の良い空間を演出できているとは言い切れない。

 

次に、低燃費を実現しているエンジンが仇となり、動力性に欠くことである。直列4気筒DOHCを採用したエンジンは、必要最低限のエネルギーはあるもののパワフルさはない。また、無段変速オートマチックを利用しトランスミッションもレスポンスのタイムラグがあり満足のいくパフォーマンスを発揮するには至っていない。 ドライブを楽しみたい、嗜好性を求めるユーザーにはあまり向いていないモデル化もしれない。 実用的なシーンで活躍できる最低限のパワーはあるので、そういった用途にぜひ使うべきだろう。