マツダ・ベリーサ マゼンタセレクションの値引き交渉マニュアル

フォーマルな場にも乗り付けられる高級コンパクト!マツダ・ベリーサ(マゼンタセレクション)

マツダ・ベリーサ

183.2万円
マゼンタ セレクション
カタログ燃費:16.4km/L
ベリーサ


対象外
10万円
10万円

 

 

ベリーサの値引き情報

ディーラーがベリーサ(MAGENTA SELECTION)を値引きできない理由

2013年12月12日に発売となったマツダ・ベリーサ マゼンタセレクション(VERISA MAGENTA SELECTION)の値引きは10万円が限度だろう。乗り出し価格が206万円ほどになるので、オプションなどをサービスして200万円ジャストに持っていきたいのがディーラーの本音だろう。 しかし、高級コンパクトとしてのブランド確立のためにも、10万円を超える値引きは難しいと思われる。ベリーサの他のグレードよりも値引きは難航するだろう。

 

フォルクスワーゲン・ポロとの比較交渉は通用せず

マツダ・ベリーサ マゼンタセレクションの属する「高級コンパクトカー」カテゴリでライバルと言えるのはフォルクスワーゲン・ポロだろう。値引き交渉をするために、フォルクスワーゲンのディーラーに先に立ち寄り、ポロの見積もり書をもらい、その見積書を持ってマツダのディーラーに行くことを考える人もいるかもしれない。

 

しかし、この方法の効果はあまり無い。なぜなら、フォルクスワーゲン・ポロの最安値グレードの車体価格より、ベリーサの乗り出し価格のほうが10万円以上安いからだ。逆にディーラーはフォルクスワーゲン・ポロの見積もり金額と同等レベルのオプションを売り込んでくるだろう。

 

ベリーサ マゼンタセレクションを30万円以上安く購入する方法

特別仕様車として2013年12月12日に発売されたベリーサ マゼンタセレクションは、同メーカーのデミオの特別仕様車「13-SKYACTIV シューティングスター マゼンタ」との同時発売もあり、コンパクトカー市場においての注目を集めている。高級感のある本革シートや高輝度塗装のアルミホイール、メッキ加工されたドアミラーガーニッシュなどコストのかかる装備が充実している。そのため車の製造原価が高い可能性があるため、値引き交渉はシビアになるだろう。

 

しかし、だからといってベリーサ マゼンタセレクションの値引きができないわけではない。私が作成した値引き交渉マニュアルを実践すれば、20万〜30万円も安く購入することができる。

 

 

 

ベリーサの評価

コンパクトカーとは思えない高級感

ベリーサ マゼンタセレクションの最大の魅力は女性的な高級さやエレガンスさを漂わせる外装と内装にあるだろう。本革にマゼンタ色のステッチがほどこされ、黒と赤紫のコントラストが際立つシートやステアリングは非常に上品な印象を与える。さらに足回りの輝きを増すための「高輝度塗装アルミホイール」やさりげなく輝く「ドアミラーガーニッシュ」によって、社交の場にも乗り付けられるほどの存在感を生み出している。

女性に嬉しい機能満載

ベリーサはもともと女性ドライバー向けに設計されている。そのため他のグレードでも車内での化粧がしやすい「メイクアップミラー&照明付のアッパーグローブボックス」、日焼けを防ぐための「スーパーUVカットガラス」、温度を常に一定に保つための「フルオートエアコン」、荷物を持ったままでも乗り込める「アドバンスキーレスエントリー」など嬉しい装備が充実している。マゼンタセレクションはそれらの基本装備はそのままに、見た目も非常に上品に整えられている。

ベリーサ

 

デミオの存在感に隠れてしまっている

ベリーサの残念なポイントとしては、同メーカーのコンパクトカーであり兄弟車の「デミオ」の存在感に隠れてしまっているというところだろう。ベリーサはデミオの上位グレードのため価格はデミオよりも高い。そのためデミオのユーザーは多いが、ベリーサのユーザーは少ない。また「その車、デミオ?」と間違われることも多いのだ。

高級感が乗らないとわかりにくい

ベリーサはもともと上品なデザインで作られているため、他のグレードもほぼ同じ形をしている。つまり、ベリーサ マゼンタセレクションは乗ってみて初めて、その高級感や質感の違いを楽しむことができる車なのだ。そのため外観から見ただけではその高級感をPRすることは難しい。実より花を取る人からすれば、物足りないかもしれない

 

ベリーサの総評

ちょっとセレブな女性にオススメの一台

 

ベリーサ マゼンタセレクションは日常使いとしても十分な利便性を備えるとともに、パーティーや入学式・卒業式といったフォーマルな場にも乗りつけることができる上品さを兼ね備えている。

 

同時期に特別仕様車発売となったデミオ(13-SKYACTIV SHOOTING STAR MAGENTA)に比べてもそのエレガントさは際立つ。少しゴージャス感を演出したい女性にとっては最適な一台と言えるだろう。

 

オススメの色は特別仕様車専用色の「チタニウム フラッシュマイカ」だ。黒よりも少し緑がかった渋みのある色合いは、フォーマル・カジュアルを問わずさまざまな場所に似合うだろう。

 

また、高級感が増したことで犠牲になった機能や装備は無い。花粉除去フィルター付のフルオートエアコンや、スーパーUVカットガラス、アドバンスキーレスエントリー&スタートシステムも標準装備されている。

 

気になる乗り出し価格だが、オプション装備などを追加しなければ、207万円ほどとなる。高級コンパクトカーとしてライバルになるフォルクスワーゲン・ポロの乗り出し価格が227万円からなので、20万円ほどベリーサの方が安い。予算を200万円で立てている人は、うまく値引き交渉できれば問題なく予算内で購入が可能だろう。

2014/05/19更新