ヴェルファイアの値引き交渉マニュアル

高貴さ漂う高級ミニバンTOYOTA「ヴェルファイア」

ヴェルファイア(TOYOTA)

300万円〜508.8万円
2.4 Z
カタログ:10.8km/L
ヴェルファイア


9.86万円
15万円
24.86万円

 

 

 

ヴェルファイアの値引き情報

初回値引きは15万円程度

発売から約5年が経つヴェルファイアは、比較的値引きを引き出しやすい状況にある。 それでも初回値引きは15万円程度だろう。 高級ミニバンとして、安定したセールスが今でもあるのだ。 トヨタが発売するミニバンとしては「アルファード」「ノア」などを抑えてNo.1のセールスを誇っていることからも分かる。

 

ライバル車種との比較交渉次第で最大30万円の値引き

ヴェルファイアは、スバル「レガシィツーリングワゴン」や日産「エルグランド」、ホンダ「エリシオン」「エリシオン・プレステージ」などライバル車が多い。 これらライバル車と比較交渉を行うことで、初回値引きを上回る額の値引きを引き出すことができる。 交渉者のテクニックにも左右するが、最大で30万円の値引きを狙うことが可能だろう。

 

さらに大幅値引きをしてもらうには

2008年に発売されて以来、トヨタのミニバンとして1番の人気を誇るヴェルファイア。 ピークこそ過ぎたものの、その人気は未だに高い。 比較交渉では上手くいった場合30万円もの値引きを狙えるとあって、購入者には嬉しい情報だろう。 しかし、この現状に満足することなく更に値引きを目指してみてはどうだろう。 値引き交渉マニュアルでは、厄介な交渉等をなしに追加で値引きをすることができるのだ。 浮いたお金でロイヤルタイプのフロアマップや革調シートカバーをオプションで追加してインテリアの高級感を上げるのも悪くない。

 

 

 

ヴェルファイアの評価

迫力ある、堂々とした風格あるエクステリア

ミニバンとは思えない力強いエクステリアが印象的だ。外装から上質な雰囲気が漂っている。このエクステリアに惚れて購入を決めたユーザーも少ないのではないだろうか。エクステリアでミニバンを選ぶなら、このヴェルファイアを選ぶほかない。

静粛性能が高く、落ち着いた空間

室内空間が広いことはもちろん、その空間を演出する静粛性能の良さがヴェルファイアにはある。ミニバンはエンジンノイズが気になるというユーザーが多いが、このネックを見事に解消したのだ。ドライバーに加えて、乗員がクルマに乗ることを楽しめるモデルといえる。

ヴェルファイア

 

こだわりのない内装が期待はずれ

エクステリアに高いこだわりをみせるヴェルファイア。しかし、インテリアでは期待外れだと思うユーザーが多い。その理由は、内装の質感の無さに集中する。完璧な高級ミニバンを求めているユーザーには大きなギャップとなるだろう。

トーションビーム式サスペンションへの意見が割れる

トーションビーム式サスペンションは設計コストを低く抑えられるため、今日ではその採用車種の幅に広がりをみせている。しかし、走行安定性の観点からは、やはりイマイチというのが事実だ。このサスペンションの採用に対しては、車体価格的にも仕方がないコストカットとみるか、高級車にはそぐわないミスだとみるか、意見が分かれるだろう。

 

ヴェルファイアの総評

2008年に発売されたヴェルファイア。 高級感を打ち出すミニバンというコンセプトがヒットし、大きな人気を集めた。 その人気は今でも健在であり、競合車の多いミニバンのマーケットで、常に上位に位置するセールスを収めている。トヨタの発売するミニバンの中では「アルフォード」や「ノア」などを抑えて1番の販売量を誇っている。

 

ヴェルファイア最大の魅力は、迫力あるエクステリアにある。 ファミリー層が購入する車種として汎用性の高い、ありがちなボディ・デザインが多かったミニバンの中で、高級感を武器にヴェルファイアは他車と差別化されたモデルとなったのだ。 この質感あるボディなら、ファーストカーとして購入しても悪くないと思ったユーザーも少ないくないだろう。 また、室内の広さはミニバンの中でも群を抜いている。 3列のシート設計とは思えない広々とした足元に、乗員は驚くに違いない。 シートアレンジにも自由が効く。2列目を倒して利用した場合、更に足元の間隔を空けることができ、まるで新幹線に乗ってるかのような贅沢な乗り心地を体感できるだろう。

 

しかしながら、インテリアと動力性の面にはデメリットも残る。 インテリアは、コックピットの木目こそ高級感を垣間見えるものの、細部に目を向けるとプラスチックが多用された内装が高級ミニバンという肩書には及ばないという印象が残る。 高級志向が高いユーザーの欲求には到底応えることができないだろう。 また、動力性の面にも不満は残るに違いない。 搭載されているエンジンは、軽量化こそ徹底しているものの、いかにもミニバンらしい非力なものとなっている。 また、サスペンションはトーションビーム式を採用することでコストカットに成功しているが、その代償として走行安定性に欠いている。 このような点を踏まえると、ヴェルファイアはあくまで移動のツールとして据える必要がある。

 

高級志向の非常に高いユーザーのニーズには応えられるが、一般的な思考を持つユーザーが求めるレベル条件はクリアしてると考えられる。 ミニバンを購入する際には選択肢のひとつに入れたいモデルだ。