目指すはグローバル市場!日産「新型ティアナ」
新型ティアナ 日産

新型ティアナの値引き情報
初回値引きは5〜7万円
フルモデルチェンジで2014年2月に登場した新型ティアナを大幅に値引きしてくれるディーラーはまずいないと考えられる。どこも基本的に5万円前後の値引きだ。4月の増税後であっても、人気が衰えない限りディーラーは強気の姿勢をみせてくるだろう。
ライバル車比較は強力な武器に!
新型ティアナのライバル車はトヨタ・マークX、スバル・レガシィB4、マツダ・アテンザセダンなどだろう。数多くのライバル車が存在するため、比較交渉をすると値引きの効果が高い。交渉の技術にもよるが、+5〜10万円の値引きは期待できるだろう。ただ、比較交渉のためには、ライバル車の見積書をもらったりと、手間がかかるのは事実だ。
誰よりも安く購入するには
車ほど同じ商品の購入価格が異なるものははないだろう。地域・時期・交渉力によって数十万円も差がついてしまうということは当たり前のようにある。あなたは損をしていないだろうか。そこで今一度購入方法を検討して欲しい。交渉力に自信のないユーザー・もっと安く購入をしたいユーザーは値引き交渉マニュアルをチェックすべきだ。値引き交渉マニュアルで30万円以上安く購入できた例もある。浮いたお金でバックビューモニターやリヤスボイラーなどのオプションをつけてみるのも悪くない。

新型ティアナの評価

シャープで躍動感あふれるデザイン
ボディサイズは先代より大型化された。全高を低くし、全長と全幅をそれぞれ30mm・35mmワイドにすることにより、ワイドスタンスで走る躍動感を感じさせるデザインになっている。また、今までのセダンにあまりなかったウォーターフォールブルーをはじめ、全6色でユーザーのニーズに応えている。 高級で快適な室内空間&ドライビング性能
人体を研究して作られた日産の「スバイナルサポート機能付シート」を筆頭に、高級感だけでなく、くつろげる室内空間を実現している。そしてくつろげる空間は、日産の高い走行性能によって保たれる。エンジンとCVTの相互制御によるスムーズな加速などにより、ストレスを感じない走りがユーザーを満足させることだろう。また、デザインの変更にともない、確実に静寂性はアップしている。 |

新型ティアナの燃費性能は全グレードで14.4km/Lと先代を大きく上回る。セダンとしては申し分のない低燃費なのだが、20km/L近い新型アクセラセダン、30km/Lを超えるアクセラハイブリッドと比較してしまうと苦しい。
走行性能だけを求めるならばトヨタのマークXがオススメだ。また、普段4人乗りなどをしないユーザーにも新型ティアナはあまりお勧めできない。というのも、ティアナはやや大き目のボディが特長である一方、その大きさゆえにキレのある走りは他車種に劣ってしまうからだ。利用する場面を考えて購入を検討してほしい。
新型ティアナの総評
2014年2月フルモデルチェンジで市場に登場した新型ティアナは、海外を視野に入れて開発されている。2003年に開発された初代ティアナから3代目となる今作は、初代の「モダンリビング」、2代目の「おもてなし」のコンセプトに加え、「ティアナクルーズ」という快適性をコンセプトに開発された。
成熟した日本のセダン市場で鍛え抜かれた日産の技術をもって、高級感の中に快適性が共存している。新型ティアナは目的地に行くための道具というよりも、その道中を楽しむことのできる一台だ。
車体価格は242万円からと、非常に手頃な価格設定である。最上位グレードのXVでさえも304万円からだ。高級セダンをこの値段から乗れることは非常に嬉しいだろう。ただ注意すべきなのは、多くの装備がオプションであるということだ。特に安全性に関係する装備が標準装備にはなっていない。オプションで付けようと考えているならば、あらかじめ購入価格に組み込んでおくと、他車種と比較しやすいだろう。
エコカー減税は50%適合で、人気グレードXLではおよそ8.1万円の優遇が受けられる。購入に際して、8万円の優遇措置は大きなメリットとなるだろう。
大きいボディサイズには賛否両論がある。室内空間のために、走行性能を犠牲にしてるのではという疑問も浮かんでくる。だが、走行性能も申し分のない仕上がりだと思う。一度試乗をして、自らの手で確かめてほしい。
2014/02/26更新