新型タント購入の賢い交渉術

とにかく実用性にこだわった一台

新型タント(DAIHATSU)

117万円〜158万円
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カタログ燃費:28.0km/L
新型タント


4.22万円
0円
4.22万円

 

 

 

新型タントの値引き情報

下取り価格が高いので大幅な値引きは期待できない

ファミリー層から好評の新型タントは、2013年10月にモデルチェンジされたばかりで注目度が高い。 もともと実用性に優れていることから下取り価格も高く、初回値引きは0円を覚悟した方が良いだろう

 

ライバル車種と比較交渉しても4万円程度の値引き

新型タントのライバル車はNボックス(HONDA)やスペーシア(スズキ)など。 他の軽自動車もモデルチェンジをしており競争が激しいため、多少の値引きは期待できる。 しかし、引き出せる車体価格からの値引き額は4万円程度だろう。

 

大幅値引きをしてもらうには

新型タントは、ライバル車も多く登場しているが、元々の車体本体価格が安いことから 大幅値引きは難しいと考えられる。 20万円・30万円と値引きを実現するには、値引き交渉マニュアルを参考にしてほしい。 人気の軽自動車にも関わらず初期値引きのほかに、35万円安く購入した例があるのだ。 その35万円でオプションつけても良し、ターボ付きのグレードを上げても良いだろう。

 

 

 

新型タントの評価

両側パワースライドドアを搭載

「ミラクルオープンドア」と呼ばれるピラーレスのスライドドアの使い勝手が好評な新型タント。2013年のモデルチェンジで、このドアが両側パワースライドドアへのパワーアップした。よりユーザービリティの高くなり、物の出し入れや収納、人の出入りが楽になるに違いない。

人だけでなくお財布にも優しい

新エンジンの開発で燃料の燃焼効率を最大化。信号前で停止する前などの低速時からエンジンが停止し自動でアイドリングストップをする「エコアイドル機能」や高性能CVTの搭載で燃費を大幅向上させている。

新型タント

 

デザイン性は二の次

14インチの小径ホイールを装着し、上にすらっと伸びたボディデザインはイメージとして「胴長短足」。あまりデザイン性は高くない。しかし、モデルチェンジによりインテリアの質感は向上しており試乗するなど目で確かめてみる価値はあるだろう。

価格競争性の低さ

アイドリングストップ機能、スマートアシストといった安全装置やオートマチックとなった両側スライドドアなど多くの装備が搭載されていることもあり価格帯は117〜158万円と決して安くない。フル装備の軽自動車が欲しいというユーザーには価格相応の金額だが、もっとシンプルな車種が欲しいというユーザーには高く感じるだろう。

 

新型タントの総評

2013年10月にモデルチェンジを実施し、話題性の高い新型タント。 今回のモデルチェンジでは電動スライドドアの搭載の他、インテリアの質感が向上。 さらに、スマートアシストによる安全性のアップも図られた。

 

低床なのにすらっと上に伸びたボディからもよく分かるとおり車内の縦方向スペースが非常に大きい。床は全面フラットで天井が高いので軽自動車にもかかわらず子供なら車内でも余裕で歩くことすらできてしまう。 スライドドアかつセンターピラーレスなので子供を抱っこしながらでも車内に乗り込んで楽にチャイルドシートに座らせることも可能。日本の狭い駐車場でもドアを開くスペースを気にすることなく乗降が可能である。これが、電動になったことで格段に使い勝手は良くなるはずだ。 様々に可動するシートアレンジで車内の荷物や人数によって適切なポジショニングが可能。とにかく日常で感じる「車をこう使いたい」という全てのニーズにこたえる車である。その利便性は同じトール型ワゴンとしてライバルのNBOXやムーヴワゴンRと比較しても1番であろう。

 

難点としては本体価格帯である。装備が多い分イニシャルコストは高いが、エコカー減税の100%減税の適用を受けているので全体的なコストに大きな差はない。 また、新型タントのエクステリアに物足りなさを感じるユーザーは、新型タントをベースとした新型タントエグゼ新型タントカスタムをチェックしても悪くないだろう。