
アウトランダーPHEV 67.0km/L

価格帯 | 人気グレード | カタログ燃費 |
---|---|---|
339〜437万円 | G Safety Package | 67.0km/L |
エコカー減税 | 初回値引き額 | 合計値引き額 |
100% 52万円 | 10万円 | 62万円 |
アウトランダーPHEVは圧倒的な燃費性能を誇るSUVである。モーターで走行している時の静寂性は既存の車の概念を覆すほどの静けさだ。さらに燃費性能や静寂性だけでなく、災害時におけるバッテリーとしての役割にも期待できる。ガソリンが満タン時でおよそ10日分の電力をまかなえるというから驚きだ。災害大国日本で、これほど心強い車はないだろう。
充電設備の設置にかかる費用は、乗り出し価格を大幅に引き上げる原因だ。戸建て・マンジョン・賃貸などによって設置にかかる費用は異なるので、購入を考えている場合はホームページを参照してほしい。ただ、多くのユーザーが抱いているイメージとは違い、アウトランダーPHEVは必ずしも自宅に充電設備が必要ない。なぜならモーター走行時に自動充電するからだ。

ヴェゼルハイブリッド 27.0km/L

価格帯 | 人気グレード | カタログ燃費 |
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219〜268万円 | HYBRID X | 27.0km/L |
エコカー減税 | 初回値引き額 | 合計値引き額 |
100% 14.1万円 | 2〜3万円 | 16.1万円 |
ヴェゼルハイブリッドは半電気自動車であるアウトランダーPHEVを除けば、SUVでダントツ1位の燃費性能である。200万円から購入できる価格設定・エコカー減税100%の対象など、コストパフォーマンスは良い。また、ヴェゼルの購入者のうち、9割がハイブリッドモデルを選んでいることからも、ハイブリッドモデルの価値の高さが伺えるだろう。
2014年2月のリコールのため、購入に踏み切るには多少の不安が残る。ホンダは新型フィットハイブリッドとヴェゼルハイブリッドの2車種で、計8万台ほどをリコール対象としている。ハイブリッド技術に問題があるのではないかと疑ってしまうが、ホンダの見識では特に問題はないようだ。

ハリアーハイブリッド 21.4km/L

価格帯 | 人気グレード | カタログ燃費 |
---|---|---|
360万円〜447万円 | ELEGANCE | 21.4km/L |
エコカー減税 | 初回値引き額 | 合計値引き額 |
100% 18.7万円 | 0円 | 18.7万円 |
2014年に発売された車種の中で、注目度の非常に高い1台と言えるのがハリアーハイブリッドである。燃費性能も21.4km/Lと、SUV車としては十分満足のいくレベルだ。やはりトヨタのハイブリッド技術は群を抜いており、加速のスムーズさ・低速域から酵素広域まで快適な走行ができる。燃費だけでなく走行性能を求めるならハリアーハイブリッドがお勧めだ。
国産SUV車としては乗り出し価格(初期費用)が割高だ。300万円以下で買えるSUVが乱立する中で、ハリアーハイブリッドは400万円前後と100万円近く高い。100万円分の性能の高さがハリアーハイブリッドに存在していると私は思うが、100万円分の差を埋められるかどうかはユーザーそれぞれの見識の違いだろう。

スバルXVハイブリッド 20.0km/L

価格帯 | 人気グレード | カタログ燃費 |
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249〜278万円 | 2.0i-Lアイサイト | 20.0km/L |
エコカー減税 | 初回値引き額 | 合計値引き額 |
14.92万円 | 0万円 | 14.92万円 |
走行性能を重視した上で、燃費の良さをプラスαしたいユーザーにお勧めなのがスバルXVハイブリッドだ。「ハイブリッドカー=加速がイマイチ」という考えを覆してくれる。スバルがXVのために独自開発したモーターが、快適な走りをサポートしてくれる。燃費性能も20.0km/Lと問題ないだろう。
特に目立ったデメリットは見当たらないスバルXVハイブリッド。強いてデメリットを挙げるとすれば、ラゲッジルームの広さだろうか。他のSUV車種と比べると、かなり狭いことがわかる。ただ、ラゲッジルームの狭さの分、運転席や後席の快適性は上がっている。

マツダCX-5 18.0km/L

価格帯 | 人気グレード | カタログ燃費 |
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205万〜319万円 | XD | 18.0km/L |
エコカー減税 | 初回値引き額 | 合計値引き額 |
14.05万円 | 17万円 | 31万円 |
マツダCX-5は地上高が低めのSUVであるため、乗り降りがしやすく実用性に優れている1台だ。また地上高が低いことは、重心が低くなり、ドライバーの思い描いた走行を可能にしてくれる。SUVの購入を考えているなら、検討に入れなければいけないだろう。
実用性・コストパフォーマンスの高さを追い求めたためのデメリットがいくつかある。1つ目は、SUV本来の悪路走破性に欠ける点だ。舗装路を走るためだけに作られたSUVと言っても過言ではないだろう。2つ目は質感だ。200万円から乗れるコスパの高さのため、室内の質感は少し残念。
特別車種_ハスラー 29.2km/L

価格帯 | 人気グレード | カタログ燃費 |
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104.9〜161.8万円 | G | 29.2km/L |
エコカー減税 | 初回値引き額 | 合計値引き額 |
100% 4.2万円 | 0万円 | 4.2万円 |
正確にはSUVではなく軽自動車であるが、SUV的な要素をふんだんに含んでいるため、今回特別枠で紹介していく。燃費性能は29.2km/Lと文句なし。ハスラーはカタログ燃費だけでなく、実燃費にも定評がある。 また軽自動車とは思えない走破性はやはりSUVを回帰させるできだ。オフロードも走行できる軽自動車はハスラーだけだろう。
あくまで軽自動車だということを忘れてはいけないだろう。SUVを前面に押し出して販売されているハスラーであるが、本物のSUV車と比較すれば、走行性能は歴然の差がある。オフロードも走れる、走行性能の高い軽自動車という認識で購入することが大切だろう。