スズキ・スプラッシュ(SPLASH)の値引き交渉マニュアル

ハンガリーから逆輸入!個性的でカッコいい スズキ・スプラッシュ

スズキ・スプラッシュ

132.4万円
ベースグレード
カタログ燃費:19km/L
スプラッシュ


50%
15万円
20万円

 

 

スプラッシュの値引き情報

ディーラーがスズキ・スプラッシュ(SPLASH)を大幅値引きしない理由

2012年7月30日にマイナーチェンジとなったスズキ・スプラッシュ(SPLASH)の値引きは15万円が最大だろう。車体価格も132万円と比較的安価な部分に入るので、15万と言う値引きは車体価格の10%を超える大幅値引きともいえる。しかしディーラーとしてはそれ以上の値引きは赤字になる可能性があるため、値引きに応じない可能性が高い。

 

プジョー・208との比較交渉は通用せず

「欧州系コンパクトカー」のカテゴリで考えれば、スズキ・スプラッシュにとって最大のライバルと言えるのが、プジョー・208だ。スプラッシュの値引き交渉を有利に進めるため、先にプジョーのディーラーで208の見積書を取り、それを持ってスズキのディーラーに行くという方法もあるだろう。

 

ただ、残念ながらこの2台は比較にならない。スプラッシュの132万円という価格に対し、プジョー208は209万円からとなっているからだ。価格帯が違いすぎるため、比較が成り立たないという可能性が高いのだ。

 

スズキ・スプラッシュを30万円以上安く購入する方法

スズキ・スプラッシュはスズキにとって初の逆輸入車ということもあり、多くの人から興味を持たれている。特に注目すべきはその価格だ。132万円という価格は「国産車」として考えれば平均的だが、「輸入車」として考えればかなりお買い得感があるだろう。逆を言えば、輸入コストも考えると原価が高いわけである。原価が高ければ利益率は下がる。ゆえに値引き交渉は難しいだろう。

 

とはいえ、スプラッシュの値引きができないわけではない。私が作成した値引き交渉マニュアルを実践すれば、20万〜30万円も安く購入することができるのだ。

 

 

 

スプラッシュの評価

欧州車ならではの存在感をお手頃価格で楽しめる

スズキ・スプラッシュの最大のメリットと言えるのが、本体価格132万円という逆輸入車としては低価格な価格だ。通常の輸入車であればコンパクトカーとはいえ、200万円以上するのが当たり前だが、それらよりも50万円以上安く購入できるのは大きなアドバンテージだろう。周りと違った車に乗りたいと思う人にとっては最適な一台となるはずだ。

欧州車ならではの広い車内

スプラッシュの特徴的な外観はそのまま車内空間にも反映されている。国産コンパクトカーとしては考えられない1590mmの車高や、1.3L車にも関わらず1.8L車のトヨタ・プリウスと肉薄する室内空間の広さは欧州車ならではと言えるだろう。乗った時の解放感とゆとりは「セダンクラス」ともいえる。素晴らしいのは1600mm近い車高にもかかわらず、ワンボックスカーのように見えない外装デザインだ。初めて乗る人にとっては外観と乗った時の印象のギャップを楽しめるだろう。

スプラッシュ

 

グレードが1つしかない

スプラッシュのデメリットとしては、「グレードが選べない」ということだろう。国産コンパクトカーであれば、ガソリンエンジンモデルにハイブリッドモデル、ターボエンジンモデルに、安全装備モデルなど、多種多様なグレードが存在する。スプラッシュは目的に合わせたグレードの変更ができないため、ディーラーに行き、しっかりと試乗して自分の生活環境で使えるかを吟味する必要があるだろう。

乗り心地は硬め

国産コンパクトカーといえば、女性を意識した収納や装備をはじめ、やわらかいサスペンションのものが多い。しかしスプラッシュは走行性能を重視しているためサスペンションは堅めである。これは欧州ならではの長距離の高速走行を考えたセッティングである。郊外に住む人であれば問題ないが、市街地での使用が多い人には走行性に不満が出るかもしれない。

 

スプラッシュの総評

欧州車に憧れる人のエントリーカー

 

ホンダ・フィットトヨタ・アクアといった燃費性能を重視したコンパクトカーから卒業したい人や、ほかの人たちとは違うこだわりを持ちたい人にとって、スプラッシュは必見の存在だろう。 走行性能を重視したつくりになっているが、燃費性能はガソリン車としては十分な19.6km/L。

 

6:4分割可倒式で、様々な荷物を積み込める後部座席とラゲッジスペースはコンパクトカーとして不足を感じないだろう。また、ラゲッジルームの床下には防水性の「ラゲッジアンダーボックス」、全席に装備されたヘッドレストと3点式シートベルトは、利便性・安全性においても嬉しい装備と言えるだろう、

 

150万円を切る乗り出し価格で新車の輸入車が買えると思えば、コストパフォーマンスの高い一台と言える。 しかし、特徴的な車だからこそ実際に乗ってみて選んでほしい。スプラッシュならではの高い走行性能は、人によっては「うれしい・楽しい」と感じるポイントであるかもしれないし、「乗り心地が固い」と不満に感じるポイントになるかもしれない。 個性的な車であることは確かなので、これからコンパクトカーを購入しようと思っている人にとっては、候補に入れても良いだろう。

2014/06/02更新