"プチバン"という新しい価値を創造したTOYOTA「スペイド」
スペイド(TOYOTA)

スペイドの値引き情報
初回値引きは5〜7万円程度
初回値引きでは大幅な値引きは見込むことが出来ない。 5〜7万円程度が限度だろう。 発売されて間もないため、値引きは厳しい状況が続くだろう。
ライバル車種と比較交渉で12〜13万円値引き
ホンダのNボックスやスズキのパレット、ソリオがライバル車種だろう。 これらライバル車種との比較交渉に持ち込むことで、ディーラーでの値引き額は上がることが期待できる。 これにより、最大で初回値引きは12〜13万円くらいと見込まれる。 まだまだ人気のモデルであるため、これ以上の値引きは難しい。
さらに大幅値引きをしてもらうには
2012年7月に発売された「スペイド」。 "プチバン"の新モデルとして注目の的となっている。 比較交渉を行い、ディーラーでの値引きに期待するのもよいが、その額には限界がある。 そこで、値引きマニュアルを活用してそれ以上の値引きを望むことを狙ってほしい。 煩わしい交渉も必要なく30万円前後の値引きが期待できる方法を紹介している。

スペイドの評価

これまでにない「プチバン」という絶妙なサイズ
「プチバン」とはトヨタが作り出した新しい車体のモデルのことである。コンパクトカーほど小さくないがミニバンほど大きくないという絶妙なサイズが人気を呼んでいる。小回りが効く車体でありながら広々とした車内空間が大きな特徴だ。 小さいボディながら動力性が高くドライブが楽しい
コンパクトなボディからは想像できない動力性の高さが光る。リヤの追従性やサスペンションの効きも申し分ない。追い越しや加速に関しては一切ストレスなくこなすことが出来るだろう。 |

斬新なカラーバリエーションが目立つ外装の一方、内装は突出したデザインはなく平坦な印象を受ける。機能性が優れているだけに、内装にも拘りをみせて欲しかった。
スペイドには左右1枚ずつしかドアが用意されていない。そのため、1人で乗り降りする時にもドアを後部席の方までスライドしなければならない。もちろん、このアイディアのおかげで小さいながら広々として車内空間を演出しているのだが、決して使い勝手が良いとはいえないのが現実だ。
スペイドの総評
「スペイド」はトヨタが提案する"プチバン"という新しいサイズのクルマである。 ミニバンほど大きくないが、コンパクトカーほど小さくもないという絶妙なサイズが注目を集めている。 TOYOTAはこの"プチバン"を「スペイド」と「ポルテ」の2つを同時リリースしている。 2つを比較すると、ファミリー向けという印象を受けるポルテに対して、スペイドはより若者向けという印象を受ける。
独自性のあるエクステリアやカラーバリエーション、動力性の良さなど大きな差別化となっているのだ。 また、乗り降りがし易い30cmの低床や十分の容量を誇るラゲッジルーム、車内の至る所に施された小物入れなど高い実用性も伺うことが出来る。 ドライバーとしても運転のし易いモデルとなっている。 4600cmという抜群の回転半径をキープしており、小回りが効くためカーブも難なくこなすことができる。 また、動力性も優れており加速や追い越しも小さいボディからは想像できないパフォーマンスを発揮する。 もちろん、"プチバン"の真骨頂である広々としたシート間隔も大人気を支えており、足を伸ばしてくつろぐことが可能だ。
一方で、左右1枚ずつしかないスライド式のドアには意見が分かれる。 狭い駐車場でもスペースを気にすることなく乗り降りできるものの、1人で利用する際にも後部座席まで続く大きいドアをスライドしなければならないなど使い勝手の悪さが目立つ。 30cmという低床は使い勝手が良いが、スライドドアを逐一開け閉めしなければならないことはストレスになりかねない。 また、純正エアロ等が充実している一方、満足のいくようにオプションを付け加えていくと思いのほか値が張るという事実もある。 至らない部分もあるものの、様々なライフステージに適合できるモデルとしてはポテンシャルは高く、特に若者からの支持は大きいだろう。