広々とした室内空間が保たれた理想のコンパクトカー「ソリオ」
ソリオ(SUZUKI)

ソリオの値引き情報
初回値引きは5万円程度
ソリオは人気のあるモデルであるため大幅な値引きは難しい。 初回値引きなら5万円前後が相場だろう。
ライバル車種と比較交渉で20万円程度の値引きが可能
車体のコンパクトさに加えて広々とした室内空間が特徴的なTOYOTA「ラクティス」「スペイド」や日産「キューブ」、ホンダ「フィット」などがライバル車種にあたる。 これら車種と比較交渉すると最大で20万円の値引きが見込めるだろう。 しかし、交渉のテクニックやディーラー、地域により金額が前後するので注意したい。
さらに大幅値引きをしてもらうには
2013年11月18日のマイナーチェンジを経て依然として人気の高いソリオ。 そのため、これ以上の値引きをディーラーで引き出すことは困難だ。 そこで、値引き交渉マニュアルの利用を検討を提案したい。 人気モデルにも関わらず35万円の値引きが出来た例もあるので期待が持てる。 厄介な交渉を行わずに、無料で出来るのでぜひ活用して欲しい。

ソリオの評価

想像を超える充実の室内空間
クラストップとなる室内長2,145mm、室内高1,345mmを誇る。足を十分に伸ばせることはもちろん、高さのある天井は開放感があり、ドライブがより楽しいものになるだろう。 使い勝手のよいスライドドアがユーザビリティに優れている
スライドドアは、狭い日本の駐車場でも気にせず開閉できるためとても使い勝手がよい。また、電動サポートがあり力を入れずに開閉できるため、お年寄りや小さい子供にも優しい作りとなっている。 |

定員の5人が乗車している状態だと、荷物を治めるスペースは殆どない。高さこそあるものの、幅が狭く限界があるため上に積んでいくしかなく安定性に優れない。
カタログ燃費は25.4km/Lとなっているが、利用者の実燃費は16km/L前後である場合が多く、思いのほか燃費の良さが際立たない。その反面、エコを意識したクルマ作りが施されており、1.2L吸排気VVTエンジンなど最低限の動力性を発揮するに留まる。この燃費ならもう少し力強い走りが出来たのではと疑問が残る。
ソリオの総評
2013年11月18日にマイナーチェンジを行ったスズキのソリオ。 何といっても広々とした室内空間が自慢といえる。 室内長2,145mm、室内高1,345mmを誇っており、クラス最高だ。 ただ単に足元が広いだけではなく、高さもあるため開放的な雰囲気を醸し出す。 また、独自の実験やコンピューターのシミュレーションを繰り返すことにより、静粛性能にも優れている。 今まで以上に音楽を楽しんだり、会話を楽しんだりすることができる空間が創り出される。 また、スーザビリティも高く、スライドドアを採用することで老若男女問わず乗り降りすることが可能となった。電子制御機能が働き、ドアの開閉をサポートしてくれるため、力を加えなくて良いのだ。 安全性能も追求されており、横滑りやスリップを防ぐESPと呼ばれる機能が搭載されている。 様々な先端技術がサポートするソリオは、快適さはもちろん、安全性にも信頼が高いので、子供のいるファミリーのファーストカーしては最適であるといえる。
一方で、ラゲッジルームの狭さは大きなウィークポイントになるだろう。 4人〜5人が乗った場合、ラゲッジルームは限られたスペースしか残っておらず大きな荷物を収める余裕は全くない。荷物は上に積んでいくしか他ならず、これは期待に応える機能性に値しない。 また、環境に優しい作りをし、部品を採用しているが、実燃費がそこまで良くないことに驚く。 カタログ燃費からマイナス4km/L程の約20km/Lほどに実燃費は留まる。 エコのために動力性に欠く最低限の力しか発揮しない1.2L吸排気VVTエンジンを搭載していることを考えると、残念な実情だ。
この2点は大きなギャップと成り得るので注意したい。 購入者は、自分のニーズや用途、シーンとよく照らし合わせる必要があるだろう。