受注数が発売前に目標の21倍!日産・スカイライン350GT(V37)
スカイライン350GTハイブリッド 日産

新型スカイラインセダンの値引き情報
ディーラーはスカイライン(V37)を値引きする気無し!
2014年2月28日にフルモデルチェンジとなったスカイライン350GT(V37)の値引きは非常に難しいだろう。発売前、さらに試乗車も無い状況で当初の月販目標の21倍もの受注数をたたき出している圧倒的な人気車である。2年分に近い受注をしているのに値引きをしてまで売る弱気なディーラーはいないだろう。
レクサス・ISとの比較交渉はしても無駄
スカイライン350GTのライバル車の筆頭として挙げられるレクサス・ISの見積もりを用意し、購入を迷っていることをディーラーに告げることで、初回値引きを上回る値引きを狙おうと思う人もいるだろう。
しかし、それは無駄なあがきだ。レクサス・ISとスカイライン350GTは、金額面では同価格帯の高級スポーツセダンというカテゴリーに属する。価格帯で考えればレクサスのほうが割高な上に、燃費性能は下回る。レクサスの燃費が10km/Lに対して、スカイラインの燃費は16.8km/Lから18.4km/Lとなっており経済性がまるで違うのだ。スカイラインというブランド力だけでなく、クルマとしての実用性の面からもディーラーは値引きをする必要が無いと思うだろう。
損しないで新型スカイライン・V37を30万円安く購入するための秘訣
2014年2月28日に新発売されたスカイライン350GTは、当初の月間販売目標が200台にも関わらず、発売前に21倍の4,200台を受注している。本体価格が450万円〜550万円という高価格帯ということを考えると、その人気は驚異的といえるだろう。2015年3月以降で型落ちとなっても、17.8km/Lもの燃費性能を誇るハイブリッド車(2WD)はほとんど値引き額が変わらないだろう。
そこで、ディーラー以外に目を向けてみよう。私が用意した値引き交渉マニュアルを利用すれば、面倒な見積書の用意など無しに20万・30万円と車を安く購入できるのだ。 浮いたお金を利用して「超音波センサー」や「日産純正アルミホイール(エスティーロ)」を追加するのも良いだろう。

新型スカイラインセダンの評価

スポーツセダントップクラスの「18.4km/L」
スカイラインV37と先代のV36を比べて、最大の違いは燃費性能だ。V36では12km/Lとされていた燃費は大幅に上昇して17.8km/Lまで高められている。強力なライバルとなるBMW320iのスポーツモデルと比較しても、値段および燃費性能の両方でスカイラインに軍配が上がる。クルマを走らせることに喜びを感じる人にとっては、大きなメリットだろう。しかも最大トルクは350N・mもあり、加速性能も申し分ない。あなたのハイブリッド車の概念を超えるはずだ。 究極のレスポンス「ダイレクトアダプティブステアリング」
今回のフルモデルチェンジでは、多くの人が先代との燃費性能の差に驚いているだろう。しかし、350GTの最大の特徴は世界初の「ダイレクトアダプティブステアリング」の搭載だ。これは、ステアリングとホイールを通常の歯車を活用した伝達ではなく、「電気信号」に置き換え、瞬時に、滑らかに、ドライバーの思い通りに操作することができる画期的な技術だ。 電気信号で伝達されることにより、ステアリングは路面の凹凸やすべりなどの影響を受けない。そのため安定した走行が可能になっているのだ。しかも万が一、故障などで電気信号が伝達できなくなれば瞬時にギアでの連結に切り替わるという配慮もされている。 |

今回のフルモデルチェンジで賛否両論が巻き起こっている。そのひとつがこのスカイライン350GTの海外名称である「インフィニティQ50」だ。古参のスカイラインファンの中には「さらに洗練されたデザインになった」と喜ぶ人もいれば、「スカイラインらしさが無くなった」と悲観する人もいる。フロントグリルに「インフィニティ」のロゴマークがつけられているのがその一番の理由だろう。しかし、性能面はスカイラインの名にふさわしいものが整っている。実際に乗って確かめてもらいたい。
スカイライン350GTは、当初の月間販売目標の21倍という受注をたたき出していることから、圧倒的な品薄状態にある。つまり、メーカー側としては生産数量を一気に拡大せずに、時間をかけて納車していくことも考えられるのだ。気になる人は早急にディーラーに行くべきだ。
新型スカイラインセダンの総評
世界最高峰のスポーツセダン誕生!!
「スカイライン(SKYLINE)」という世界に轟くブランドを背負い、世界初のステアリングシステムと、ハイブリッドシステム、それに加えて世界初の「前方衝突予測警報」といった安全システムまで充実させたスカイライン350GTは、まさしく世界最高峰のスポーツセダンと言えるだろう。
高級スポーツセダンというカテゴリで考えれば、レクサス・IS、BMW・320iというライバルが挙げられるが、それらに対して価格面でも燃費面でも上回る性能を誇っている。特にスカイラインというブランド自体が嫌いという人でなければ、間違いなくこのクルマを選んで損はしないだろう。
そして、購入を決めたなら考えなければならない納車(納期)だが、スカイラインセダンの納期はいつになるか不明だ。上でも述べたが、当初の予定の21倍もの受注を受けているため、こればかりは予想がつかない、是非ディーラーに足を運んで確かめてみてほしい。
特にオススメのグレードは「350GT HYBRID Type SP」だ。「車線逸脱防止支援システム」「後側方衝突防止支援システム」「前方衝突予測支援警報」といった最先端の安全装備が標準装備されているので、十分に走らせる喜びを感じることができる。
オーナーとなるにあたって気をつけるべきということといえば「盗難」だろう。世界でも「インフィニティ」という名称で人気を誇るため、セキュリティシステムは必須だ。
2014/03/24更新