シエンタの値引き交渉マニュアル

限られたスペースに広々3列シートTOYOTAシエンタ

シエンタ(TOYOTA)

157.5万円〜197.35万円
DICE
カタログ燃費:17.2km/L
シエンタ


5.57万円
10万円
15.57万円

 

 

 

シエンタの値引き情報

大幅な値引きは期待できない

初回値引きは10万円程度だろう。 最後にマイナーチェンジをした2011年3月からは2年近くが経っており、ディーラーの値引きも引き出しやすくなっている。

 

ライバル車種との比較交渉では最大20万円程の値引き

比較交渉では最大で20万円を狙うことができる。 ホンダ(Honda)フリードマツダ(Mazda)プレマシーといったコンパクトカーの競合車が乱立しているため、これらのクルマの見積もりを持ち寄って交渉することで値引き額を大幅に吊り上げることができるのだ。 しかし、比較交渉は時間と手間がかかる上に、購入者の交渉術に値引き額は左右されてしまうので注意してい欲しい。

 

大幅値引きをしてもらうには

発売から2年が経つシエンタは、比較的値引きがしやすい状態になっている。 しかしながら、もともと価格が低く設定されているシエンタは、ディーラー値引きをしても限界がある。 そこで、30万円以上の値引きを目指すなら、値引き交渉マニュアルを利用してほしい。 シエンタ同様、比較的安い車にも関わらず、初回値引きに追加して35万円以上も安く購入した例もあるのだ。 浮いたお金でオプションであるサイド部分のエアバックを搭載し、セーフティを強化するのも悪くない。

 

 

 

シエンタの評価

コンパクトな車内に7人乗り可能

コンパクトカーで3列シートを実現。そのため、6人まで乗りことが可能となった。大家族はもちろん、4人家族程度であっても追加で2人乗せることができると子供のクラブの送り迎えなど、手堅い。

17.2km/Lという燃費の良さと価格の安さ

157.5万円〜197.35万円という車体価格が、まず良心的である。さらに、ガソリン車としては大健闘の17.2km/Lというカタログ燃費も評価するに値する。ハイブリット車にこそ勝らないが、乗り出し価格は高くないので初期投資を低く、かつ維持費を抑えられるとあり、購入しやすいモデルだ。乗り出し価格は200万円程度だろう。

シエンタ

3列フル稼働の場合、やはり狭い室内空間

限られた空間に3列を実現しているため、定員の7人が座ると窮屈になってしまう。仕方がないとはいえ、荷物も置くスペースがほとんどないので常に6〜7人で乗車することが多いユーザーは、注意が必要だ。

乗員が多い際、パワー不足感が否めない

あくまでコンパクトカーのエンジン性能である。1.5Lガソリンは必要最低限の馬力こそあるものの、大人が5人6人と乗ると、加速に不安が残るのが現状だ。最高出力110ps/6000rpm、最大トルク 14.3kg-m/4400rpm事自体はコンパクトカーとしては一般的なので、乗員の数との兼ね合いに注意したい。

シエンタの総評

シエンタは、2010年11月に生産が中止されたものの、その後6ヶ月後にマイナーチェンジが発表されて販売再開したという珍しいプロセスを経て現在に至っている。

 

このマイナーチェンジされた新型シエンタは、エコカー減税50%適合車となっており、購入の際に55,700円の優待を受けることができる。 燃費性能はガソリン車としては納得の17.2km/Lだ。 ガソリンエンジンとモーターを搭載したハイブリッド車や電気自動車の台頭には叶わないものの、7人乗りのコンパクトカーとしては十分のスペックであるといえよう。 また、157.5万円〜197.35万円というお値打ち感ある車体価格も魅力の1つだ。 人気グレードはDICEとなっており、男性にも女性にも受け入れやすい四角いデザインを基調に、独特な丸みを持たせたエクステリアとなっている。 次に人気のグレードX・パッケージが女性受けしやすい可愛らしいフロントライトが印象的なので、対になっているイメージだ。

 

このシエンタの仕様シーンは多岐に渡るだろう。 週末は家族で乗ってショッピング、平日は女性が近くのスーパーまで、あるいは男性が会社まで等、2人乗りから7人乗りまで対応できるシートアレンジは汎用性が高い。 一方で、確かに3列をすべて使い7人乗りできるが、狭すぎて窮屈だと感じるユーザーも多いはずだ。 その声の通り、7人乗りした際はかなり室内が狭くなってしまう。 あくまで「7人まで乗れる」車と捉えて、必要な時だけ3列目を使うといった割り切りも良いだろう。 本当に常時大人数でドライブするのであれば、コンパクトカーであるシエンタは向かない。 また、3列すべてを利用する際はラゲッジルームが非常に限られたスペースになってしまう。 こういった点に難色を示すユーザーには、ワゴンサイズの車の購入を強くおすすめする。