高性能ハイブリッドを搭載しながら多人数乗車を可能に
プリウスα(TOYOTA)

プリウスαの値引き情報
初回値引きは5万円程度
プリウスαは同クラス内断トツの1位を誇り、その人気はまだまだ続きそう。
その為、初回値引きは5万円程度とほぼ期待できないだろう。
ライバル車種と比較交渉で+4〜5万円程度の値引き
ライバル車は、同じ価格帯のレガシィツーリングワゴンなど。ライバル車種との比較交渉はもちろんのこと、トヨタ系列の販売店同士でも比較交渉できるが、やはり根強い人気から、初回値引きより+4〜5万円程度の値引きが限界ではないだろうか。
さらに大幅値引きをしてもらうには
プリウスαは、中古車市場でも人気が高く5年後でも新車価格の30%ほどを維持できる。
その為、ディーラーでの大幅値引きは難しく比較交渉の効果もあまり得られないだろう。
30万以上の値引きを実現にするには、ディーラー以外での値引きを考えざるを得ない。
値引き交渉マニュアルを参考にして、30万円分のオプションを付けてみてはどうか。
初期値引きのほかに、35万円安く購入した例も紹介している。

プリウスαの評価

日常の様々なニーズを満たす車
「プリウスの燃費性能は魅力的だけど5人乗りだから買えない」という人におすすめ。プリウスのハイブリッドシステムをそのままに3列乗車も可能にした多機能タイプで、様々な用途が考えられる家庭にピッタリの車である。 大きくなっても余裕のエンジンフィール
3列シートを搭載しながらもエンジンは5人乗りのプリウスと同じ1800cc。エンジンパワーが足りないようにも思えるが、モーターアシストが強力で実質2000cc以上のパワーを持つため十分に感じる。 |

3列シートを可能にしたプリウスとして話題であるが、その3列目は正直使いづらい。3列目へは2列目を倒してのアクセスとなるが背の高いミニバンと違って室内高が低いためアクセスが悪い。また、ちょうど3列目のサイドに後輪のタイヤハウスがあるため非常に狭い。足元も窮屈で長距離ドライブをするには辛いだろう。
7人乗車を可能する為にボディサイズを拡大化させているが、そのために車重が100kg以上重くなり、燃費性能もプリウスが30km/Lくらいなのに対してプリウスαは26km/Lと落ちている。それでも同タイプ比較では圧倒的な性能であるが。
プリウスαの総評
ベースとなっているプリウスをサイズアップさせて、7人乗車を可能にした車がプリウスαである。プリウスと比べて大きくなり車重が増加したので燃費性能は当然劣るが、なにより乗車定員が増えたことで様々な用途に利用できる点がこの車の大きな利点である。5人乗りだからという理由でプリウスを購入できなかった人がこの車を購入するパターンが多いようで、そこからもこの車の利点が分かる。またプリウスのデメリットのひとつであった後部座席の頭上スペースが狭いという点も、この車は天井が後部までしっかり伸びているのでヘッドクリアランスを気にすることもない。フロントパネルはプリウスと細かいところは違うがおおまかに見てやはりプリウスαでも先進性を感じるデザインになっていて質感は高い。
7人乗りだけでなく5人乗りも選択が可能で、5人乗りは3列目が無いので荷室を広く取ることができる。また価格も7人乗りモデルの20万円安で購入することができる。これはスペース確保のため7人乗りモデルがハイブリッド用に小型の電池を利用しているためであって、質が高まるということはない。価格は同グレードのプリウスと比較して5人乗りが30万円高と割高感がある。ウィッシュやアイシスといった同タイプのミニバンと比べて50万円程度本体価格が高いが、燃費性能は10km/L以上も違う。更にプリウスαはエコカー減税の100%減税が適用されるので購入後のコスト・維持費は抑えられる。その点を加味すればこの価格差はお得である。年間で長い距離を走る人には尚更である。