スバル・アウトバック(OUTBACK)の値引き交渉マニュアル

SUVとステーションワゴンの良いとこ取り!スバル・レガシィアウトバック

スバル・レガシィレガシィアウトバック

275.4〜374.7万円
2.5i EyeSight
カタログ燃費:13.6km/L
スバル・レガシィアウトバック


6.2万円
5万円
11.2万円

 

 

スバル・レガシィアウトバックの値引き情報

スバル(OUOTBACK)の値引きが期待できない理由

2014年4月の「ニューヨーク国際自動車ショー」でワールドプレミアとなったスバル・新型レガシィアウトバック(OUTBACK)の値引きは5万円程度だろう。現在スバルが力を入れているレヴォーグの受注状況を考えれば、レヴォーグ以降に発売となるレガシィアウトバックをわざわざレヴォーグ以上に値引きする必要がないからだ。

 

マツダ・アテンザワゴンとの比較交渉は通用せず

レガシィアウトバックにとって日本市場での最大の競合となるのは、マツダ・アテンザワゴンとなるだろう。洗練されたデザインと、ワゴンならではの大容量の積載能力、さらに国内での知名度を考えれば妥当なところだろう。 そのためマツダの販売店でアテンザワゴンの見積書をもらい、そのあとスバルの販売店で価格交渉を考える人もいるかもしれない。

 

ただ、残念ながらこの2台の比較交渉は難しい。レガシィアウトバックは「SUV」と「ワゴン」のクロスオーバーであり、積載能力以上に「高い走破性」が備わっているからだ。そのため販売店でもまともに取り合ってくれない可能性が高い。

 

スバル・レガシィアウトバックを30万円以上安く購入する方法

2014年内発売予定のスバル・レガシィアウトバックはニューヨークオートショーでのワールドプレミアでの注目度が高く、日本国内での販売も好調になると予想される。走破性の高いSUVの魅力はこの数年間のSUVブームで多くのドライバーに浸透しており、現在ワゴンを愛用している人にとっては、ステーションワゴンとSUVのクロスオーバーを果たしたレガシィアウトバックの発売を心待ちにしているだろう。同社のレヴォーグの受注も好調なため、ディーラーも強気で販売をしてくる可能性が高く、値引き交渉は難しいかもしれない。

 

だが、レガシィアウトバックの大幅値引きは不可能ではない。私が作成した値引き交渉マニュアルを実践すれば、20万から30万円も安く購入することができる。

 

 

 

スバル・レガシィアウトバックの評価

さらなる余裕を身につけたボディサイズ

新型レガシィアウトバックは全長4817mm、全幅1840mm、全高1680mmとなっている。国内モデルと比較して全長で27mm、全幅で20mm、全高で75mmもスケールアップしており、居住空間と積載容量にさらなる余裕が生まれている。また、レガシィよりも最低地上高は高まっているため、悪路での走破性も向上している。

新しくなった「アイサイト」に注目

最近のスバルといえば安全装備の「アイサイト(EyeSight)」が注目の的だろう。車内に搭載されたステレオカメラにより、先行車両を監視・分析し、急ブレーキや自動追従をする機能だ。レガシィアウトバックにはこのアイサイトが一新される。従来よりも視野角や距離を40%拡大されたことで、先行車両への玉突き衝突などの事故が軽減できるのだ。しかもレガシィアウトバックには前方だけでなく、後方確認や斜め後ろ方向の死角についてもサポートする新機能が盛り込まれる。最高クラスの安全機能が搭載されると言って良いだろう。

スバル・レガシィアウトバック

 

国内販売は少し先

新型レガシィアウトバックはアメリカで先行公開され、車体もアメリカ仕様として作りこまれている。これは世界展開を前提にしているスバルの戦略ともいえるが、日本で発売を心待ちにしている人からすれば「いつ発売されるのか」がわかりにくくなっている。というのも、日本の交通事情に合わせてボディサイズも見直す必要があり、それによって搭載されるエンジンも変更される可能性があるからだ。 全世界同時発売というよりは、アメリカでの販売状況を見てから日本国内に展開されると考えられるため、国内販売は少し先と考えておくと良いだろう。

SUVの走破性が日本で必要か?

日本国内でも高い人気を誇るSUVだが、都市部の人の日常使いにおいてはSUVの走破性はもてあましがちである。ワゴンとのクロスオーバーで考えるなら、「クーペ」や「セダン」といった舗装道路を走る前提の車種との融合が日本では受け入れやすい。 それを考えれば、レガシィアウトバックの売りである高い走破性が果たして日本で必要なのかは疑問となる部分がある。 しかし、この走破性がもたらすレガシィアウトバックの堅牢性やタフさの際立つ存在感が好きな人は買って損はないだろう。

 

スバル・レガシィアウトバックの総評

カッコよくて、タフで、大容量が好きな人必見の一台

 

2014年内に発売されるスバル・レガシィアウトバックは従来のステーションワゴンの概念を覆す高い走破性を備えている。同社のフォレスターにも搭載されている「シンメトリカルAWD」による四輪駆動と、「X-MODE」による四輪制御はレガシィアウトバックにも搭載される。さらに、エンジンは新世代2.5リッター4気筒ボクサーエンジン、3.6リッター6気筒ボクサーエンジンが搭載される。2.5リッターエンジンは4000回転から236N・mもの最大トルクを生み出すため、オフロードの山道もラクに走り抜けることができるだろう。

 

また、走行性能だけでなく、内装の機能も充実している。「コンフォート&スポーティー」というテーマを掲げたシートは、高級感と包容力を持ち、高級セダンにも匹敵するほどの質感がある。さらに、運転席にはメーター中央部に大型カラー液晶パネルを搭載し、車体情報だけでなく道路交通状況や天候情報など多彩な情報を閲覧可能だ。

 

大きくてカッコよくて力強い。車にそんな憧れを抱く人にとってはレガシィアウトバックはまさに最適な一台と言えるだろう。

2014/05/26更新