7年振り待望のフルモデルチェンジ!ノア(TOYOTA)
新型ノア(TOYOTA) 2014年モデル

新型ノアの値引き情報
ディーラーは新型ノアを値引きしたくない
2014年1月20日に待望のフルモデルチェンジを実施した新型ノアの初回値引きは非常に厳しいものになるだろう。上手くいって値引き額は5万円程度と見込まれる。ディーラーとしても新発売されたばかりの注目車種を早い段階から値引きして売るというスタンスは無いはずだ。
比較交渉は期待できないので注意
ライバル車の見積もりを用意してディーラーに足を運ぶことで初回値引きを上回る値引き額を狙う方法がある。ノアの場合、競合車のホンダのステップワゴンや日産のセレナを選ぶと良いだろう。しかし、ノアのフルモデルチェンジは注目度が非常に高く、値引き額を引き上げなくてもユーザーが購入してくれるというのがディーラーの思うところではないだろうか。比較交渉をしても初回値引きに+3万円の8万円程度と期待できない。
損しないで30万円新車を安く購入するための秘訣
2014年1月に発売された新型ノアは満を持してのフルモデルチェンジを実施している。注目のハイブリッドモデルの発売は2014年2月以降となっているが、ガソリンモデルであってもその人気度は相当なものだ。2015年になり型落ちすると、ガソリンモデルは値引き額が膨らみそうだが、しばらくは値引き額0円を覚悟するくらいの状況だろう。そこで、ディーラー以外に目を向けて新車を安く購入して欲しい。値引き交渉マニュアルを利用すると、面倒な見積書の用意など無しに20万・30万円と車を安く購入できるのだ。浮いたお金を利用して純正ナビや防水シートカバーをオプション追加しても悪くない。

新型ノアの評価

ライバル車を追い越す居住性の高さ
室内高は先代モデルの1340mmから1400mmへと一気に600mmもボリュームがアップ。その広々とした室内空間は、ホンダのステップワゴンに匹敵しており解放感があり使い勝手も良いだろう。ステップ高は先代モデルと変わらず2WDモデルの場合で360mmを維持している。このステップ高は依然としてクラストップをキープすることになるので、乗り降りが容易なミニバンとしての強みは今後も続くはずだ。 一新されたエクステリアが大好評と話題に
7年前にフルモデルチェンジされた2代目ノアは、2001年に発売された初代ノアの好評を受けてプラットホームやコンセプトに大きな変更をせずに使い勝手を高めた。しかし、今回2014年にフルモデルチェンジした3代目ノアは思い切ったエクステリアの革新に踏み切っている。迫力のあるフロントグリルがアクセントとなっており、今までにないフェイスとなっている。全体的にキリッとした仕上がりという印象だ。2007年当時は好評だった2代目ノアまでのエクステリアも今となっては少し時代遅れ感もあったので、このデザインの変更は評判が良い。 |

新型ノア発表で最もユーザーを賑わせた念願のハイブリッドモデルの発売は2014年2月24日予定。ガソリンエンジンモデル発売の後となっておりタイムラグが生じてしまう。ハイブリッドモデルをぜひ購入したいというユーザーは、もう少し納車まで待つことになりそうだ。
実車がディーラーに置かれる1月下旬以降での注文では、増税前に納車が間に合うか微妙なところだろう。納期は地域やディーラー、購入するグレード、オプションの有無で変化するので気になるユーザーは早急にディーラーで直接訪ねることをお勧めする。
新型ノアの総評
2014年1月にフルモデルチェンジされて発売された3代目ノア(NOAH)。 ここ数年ノアは他メーカーの競合車の勢いに追いやられていた印象があるが、このフルモデルチェンジで人気はリバイバルして販売台数も一気に伸びることが予想される。 ファミリー層であれば絶対チェックしておきたい定番ミニバンとして、より確固たる地位を気づくだろう。
ただし価格帯は285万円〜297万円で、ガソリンモデルにしかグレード設定がない人気グレード「Si(エスアイ)」の車体価格は約293万円。 乗り出し価格はオプション無しで309万円とやや高めの価格設定なので予め注意したい。
少々値が張る新型ノアだが、その価格に相応しいミニバンとして高い評価を得ている。 ガラリと変わったエクステリアは2代目ノアまでの流れを良い意味で断ち切っており、ユーザーとして全く新鮮な気持ちで受け入れることができるだろう。 室内も広々とした空間はもちろん、乗り降りを補助するグリップや買い物フックの設置もされており乗員にとってユーザービリティが高いクルマでもありファミリー層のファーストカーには最適だ。
注意点はハイブリッドモデルの発売がガソリンモデル発売から約1か月後の2月24日を予定しており、発売まではまだ時間があることだろう。 ガソリンエンジン同様、納期の予定は未定なので早めの契約をしておきたいところだ。 ディーラーでガソリンモデルを試乗してだいたいのポイントをつかんだら発売を前に先行予約してしまうのも手段だろう。 ただ、グレード「Si」はガソリンモデルにしか設定がないので注意したい。
2014/01/22更新