トヨタ・パッソ(2014年式)の値引き交渉マニュアル

ガソリンエンジン車の中で断トツの低燃費を実現!トヨタ・パッソ

トヨタ・新型パッソ(2014.4発売)

109〜165万円
1.0X G Package
カタログ燃費:27.6km/L
トヨタ・新型パッソ


100% 4,9万円
3万円
7.9万円

 

 

トヨタ・新型パッソの値引き情報

トヨタ・パッソ(PASSO)の値引きが期待できない理由

2014年4月14日に、燃費面での大幅なマイナーチェンジをおこなったTOYOTA・パッソの値引きは3万円程度だろう。日本国内ではまだハイブリッド車の普及台数は少なく、市場のほとんどはガソリン車が占めている。つまり既存ユーザーの購入障壁が低い。その上でハイブリッドカー並みの低燃費を実現したパッソを、わざわざ値引きをする必要がないのだ。

 

ホンダ・フィットとの比較交渉は通用せず

パッソにとって最大のライバルと言えるのが、同じく「低燃費ガソリン車」カテゴリで争うホンダ・フィットだろう。 フィットの燃費は26km/L、パッソの燃費は27.6km/Lのため、差はわずかだ。そのためホンダのディーラーでフィットの見積もりを取り、そのあとトヨタのディーラーで値引き交渉をする人もいるかもしれない。 しかし、この2台は実は排気量が微妙に違う。なぜならパッソは1L、フィットは1.3Lと排気量自体が違うのだ。そのためディーラーも「比較にならない」と突っぱねてくる可能性があるのだ。

 

トヨタ・パッソを30万円以上安く購入する方法

2014年4月14日にガソリン車カテゴリでトップクラスの低燃費27.6km/Lをたたき出したトヨタ・パッソは、実写版のドラえもんコマーシャルとも相まって非常に高い注目を集めている。消費税の増税に伴い、消費者の節約志向が高まっているため、パッソの需要はかなり高く、人気車になることが見込まれる。 ディーラーはわざわざ値引きをしてまで売る必要がないため、値引き交渉は厳しくなるだろう。

 

しかし、パッソの値引きができないことはない。私が作成した値引き交渉マニュアルを実践すれば、この人気車のパッソを20万〜30万円も安く購入することができる。

 

 

 

トヨタ・新型パッソの評価

大人5人乗れる広い車内

パッソの魅力は燃費だけではない。室内長1830mm、室内高1280mmという広い車内だ。さらに後部座席はリクライニングできるようになっており、長距離のドライブでも同乗者の疲れは軽減できる。前席にもゆとりを演出する工夫がされており、移動しやすい「ウォークスルー」が採用されている。助手席と運転席の移動がスムーズにおこなうことができるので、ドライバーを交代しながらの長距離運転もしやすいのだ。

実用性の高い収納力

パッソは乗員だけでなく、積載する荷物にも配慮がなされている。助手席のシート下に靴などを収納できる「助手席シートアンダートレイ」、収納が可能になっている「買い物フック」、小物入れにもカップホルダーにもなる「センターロアボックス」といった便利装備が各所に設けられているのだ。 その上で、ラゲッジルームも後部座席を起こした状態でベビーカーを積むことができ、後部座席を倒せばソファーなどの大型家具も積載できるのだ。

トヨタ・新型パッソ

 

車体価格がそれほど安くない

コンパクトな見た目であるが車体価格は1.0L車で109万円からで中心価格帯は130万円となっている。1.3L車の場合は147万円からとなっている。フィットの1.3L車は130万円から購入できるので、安いとは言えない。日産・マーチも1.2L車が124万円から購入が可能なため、価格自体で判断すれば、それほど他社への優位性は無いだろう。

1.3L車は19kmしか走らない

「ガソリン車コンパクトカー、クラストップの燃費効率」を掲げているパッソだが、確かに27.6km/Lという驚異的な燃費性能は目を見張るものがある。しかしよくよく諸元表を見てみると、すべての車種が27.6km/Lの燃費性能を持っているわけではない。なんと、1.3L車の燃費は19km/Lなのだ。残念ながら1.3L車で燃費比較をすればホンダ・フィットに劣ってしまうのだ。この点は要注意だろう。

 

トヨタ・新型パッソの総評

軽くて小さくて経済的に走りたい人におススメの一台

 

2014年4月発売のトヨタ・パッソは節約志向の強い人にとっては最高の車と言えるだろう。ガソリン車として「エコカー減税100%」を達成しており、購入時に余計な出費もかからない。さらに購入後は燃費性能の高さにより、維持費も安く済むだろう。 また車両の全長は3650mmと、ホンダフィットよりも30cmほど小さいため、運転初心者の人にも安心の取り回しのしやすさを実現している。

 

室内においても、1.0L車にも関わらず、1.3L車のフィットに比べ室内全長は10cmしか変わらない。家族での利用が多い人にとっては、子供の成長に合わせて買い替える必要がなく、長く乗ることができるだろう。

 

テレビコマーシャルでは「旅」をテーマにしている。日常使いとしてももちろんだが、パッソの魅力は長時間のドライブに対応している優れた燃費性能、そしてゆとりある居住性だ。つまりパッソはクルマとしての使いやすさを限りなく追及した一台とも言えるのだ。 これから新たに車を買いたいと思っている人にはおススメだ。

2014/04/24更新