エコにこだわり抜いたダイハツの人気モデル「ミライース」
ミライース(DAIHATSU)

ミライースの値引き情報
下取り価格が高いので大幅な値引きは期待できない
ガソリン車で大幅な燃費向上に成功したミライースはユーザーからの支持が高い。 「第3のエコカー」というキャッチフレーズで愛されており、2011年の発売以降その人気は続いている。 そのため、初回値引きは期待できない。2万円を引き出すことが出来たら十分だろう。
ライバル車種と比較交渉しても5万円程度の値引き
同じく30.0km/Lのパフォーマンスを発揮するスズキのアルトエコが最大のライバル車となるだろう。 このアルトエコと比較交渉を行ったとしても値引きは非常に難しい。 5万円ほど引き出せたら大成功と言える。
大幅値引きをしてもらうには
2011年9月の発売以降、ガソリン車でエコを追求したコンセプトが人気を博しているミライース。 国産車でありながら値引きが難しいのが現状である。価格設定がお手頃である上にエコカー減税も適合しているので購入者はこの現状に満足しがちである。しかし、ディーラー以外での値引き以外を狙うことで、これ以上安く購入できる可能性があるので見逃さないでほしい。煩わしい交渉をすることもなく、30万円程度安く購入できるので検討してみる価値は多いにある。

ミライースの評価

最新技術を駆使した30.0km/Lを誇る低燃費
ミライースはとにかくエコを徹底的に追求した軽自動車となっている。 なかでも注目を浴びているのがガソリン車にして30.0km/Lを誇る圧倒的な燃費の良さだ。これまでダイハツが 錬磨してきた技術力が総動員されている。 79.5万円から122万円という驚きのお手頃プライス
"ガソリン車出徹底した環境性能をここまで高めつつも、価格帯を抑えていることは評価できる。 79l.5万円からという車体価格なら、身近にエコカーを保有することが可能だ。" |

低価格を実現しているため仕方がないが、やはりインテリアが簡素な作りとなっている。特に、シートは硬く長時間のドライブでは居心地の悪さが目立ってしまう。
車体がもともと小さいこともあり、ラゲッジルームが極端に狭い。 小物はインテリアの至る所に配置されたポケットに収めることもできるが、大きな荷物は十分に積むことができない。 ショッピングなどに利用したい場合は注意が必要である。
ミライースの総評
ミライースはガソリン車で環境性能を追求するという「第3のエコカー」としてパイオニア的モデルである。 30.0km/Lの圧倒的な燃費の良さが大きな魅力だろう。ハイブリッドや電気自動車に抵抗があったユーザーの目に留まり、大きな人気となっている。ガソリン車であるため、電気自動車のネックである給電等の使い勝手の悪さもなく、今まで通りのカーライフを維持しつつも、環境に、お財布に、やさしい走りを発揮する。 また、注目すべきはハードとしての環境性能の良さはもちろん、エコな走りを実現するためのソフトとしての高いシステムを数多く搭載している点である。ブルーとグリーン2色を使い分けて視覚に訴えかけて燃費の良い走りをしているかを知らしてくれる「エコドライブアシスト機能」など、ドライバーも主体的にエコに参加できるサポートが備わっているのが特徴である。
安全性も非常に良く評価は高い。衝突時に乗員はもちろん、歩行者への傷害を極力抑える作りになっているボディや、シートベルトを自動に巻き取りダメージを最小限にする設計など、ダイハツの技術力の高さを垣間見ることができる。 環境面、安全面に徹底したこだわりが分かる一方、物足りなさを感じるところも多々見受けら得るので注意してほしい。 まずは全体的に簡素な作りとなっていることである。価格相応といえば価格相応であるが、もう少しデザインにもこだわりを持つ必要があったのではないだろうか。必要最低限に抑えることで価格の安さを実現しているのだろうが、特にシートやラゲッジルームなど使い勝手が悪く、決して快適と呼べるクオリティには及ばない。長時間のドライブをするにはシートは硬すぎるし、近場でショッピングをするにも荷台の収容力が乏しく実用性に欠く部分がある。
次にガソリン車であるがゆえのデメリットである。夏場は問題なく低燃費を発揮するが、冬場はそうはいかないのだ。特に寒さの厳しい地域では高い燃費性能は発揮されない懸念がある。また、低燃費を前提にしているので一度にガソリンを給油できる量が少なく、そういった寒い環境・地域の場合は多頻度の給油が思いのほかネックとなるだろう。 こういったウイークポイントと自分が使うドライブシーンとをよく照らし合わせて購入を検討する必要がある。