ミラの値引き交渉マニュアル

納得の走り・空間を、納得のプライスで―『ミラ』

ミラ(DAIHATSU)

86〜99.7万円
X “Special”
カタログ燃費:24.2km/L
ミラ


50% 2.23万円
4万円
6.23万円

 

 

 

ミラの値引き情報

初回値引きはあまり期待できない

初回値引きは3万円〜4万円程度だろう。 人気のピークは落ちたものの、依然として中古市場では人気が高いことからも大幅な値引きが難しいことがわかる。

 

ライバル車種と比較交渉しても8万円程の値引き

比較交渉を行った値引きは8万円程度を見込めるだろう。 その際は、スズキ『アルト』やマツダ『キャロル』、ホンダ『ライフ』といったミラとスペックの近いクルマをライバル車と選定すると良い。 しかし、2013年2月にマイナーチェンジ等を行い話題性も高いため、これ以上の値引きは見込めない。

 

大幅値引きをしてもらうには

ミラは依然として安定した人気があり、かつ車体価格自体が安いので大幅な値引きを望むのは非常に困難だ。 ディーラー側も「もともと安い価格設定なので」といったスタンスで、値引きには渋い顔をみせるだろう。 そこで、ディーラー以外で値引きを目指すことを検討してほしい。 値引き交渉マニュアルを利用した場合、初回値引きとは別に大幅な値引きを狙うことができるのだ。 このマニュアルでの値引きには厄介な交渉などは必要なく、時間がかからないのもメリットだ。 ミラはオプションが豊富なことでも有名である。浮いたお金でバックモニターの追加やインテリアのグレードアップをするのも悪くない。

 

 

 

ミラの評価

乗り出し価格100万円前後でコスパ◎

車体価格はFFで86万円、乗り出し価格にしても約100万円程とお値打ちである。また、エコカー減税が50%適合する環境性能も兼ね備えており燃費性能がよく維持費もかさばらない。用途に合わせて手ごろに購入できるファーストカー、セカンドカーとして選ばれるだろう。

滑らかで心地よい走りが期待を上回る

軽自動車であるため、やはりエンジンの馬力は期待できない。しかし、それをカヴァーするパフォーマンスの良さがある。ステアリングの遊びを感じずレスポンスが良いのだ。加速など思い通りの動きをみせる。

ミラ

 

軽い乗り心地・ハンドル操作性に意見が分かれる

取り回しが良く、操作のしやすいモデルである半面、ハンドルが軽すぎるという印象を持つ。また、クルマ自体かなり軽量化されており、路面の衝撃を十分に吸収するまでにボディの剛性にも優れていない。

パッとしないコンセプトで地味なイメージが残る

第3のエコカーとして注目を浴びる「ミライースト」や女性に特化したエクステリアが素敵な「ミラココア」など、ミラをベースに新モデルが出ている。このなかで、ミラ自体は地味でパッとしないというのが正直なところだ。価格を除けば、燃費性能も後発の2種の方が優れており、エクステリアもこだわりを感じさせる。数ある選択肢の中からミラを購入するというアドバンテージは低いだろう。

 

ミラの総評

現行のミラは2006年から発売れており、実に7代目のモデルとなっている。 最近では2013年にマイナーチェンジ、燃費性能が向上された。 ミラをベースにした「ミライース」に一部モデルを統合したことから、現在の「X “Special”」のみのグレード展開となった。

 

このミラは、とにかくお手頃な価格設定と短距離・中距離走行に特化した乗りやすい・使い勝手のの良さが売りだ。 2WDの場合、車体価格は86万円となっている。エコカー減税50%適合車であるため、約2万円の税金免除があるのも嬉しい。最低限の設備に出費を抑えるなら乗り出し価格は約100万円程度に落ち着く。コンパクトなサイズの軽自動車であることから購入者の用途もはっきりしていると考えられ、目的・利用シーンに叶うモデルを低価格で購入することができる。普段はミニバンだけど、子供送り迎えには大きすぎる。あるいは若者のファーストカーとしてぜひ購入の選択肢に入れてほしい。

 

また、注目したいのは室内空間である。 見た目によらず、軽自動車としては十分すぎる広さと余裕があることに驚くだろう。 室内全長2,000mm、室内高1,260mmという余裕のある設計だ。ドライバーはもちろん、乗員のストレスも少ないはずだ。それでいて最小回転半径は4.2mにまで抑えてあり、市街地での駐車や狭い路地の走行などにも問題ない。 一方で、個性に欠けたモデルだと感じるユーザーも少なくないだろう。 ミラと比較して車体価格は10万円程高いものの、同じくダイハツから発売されているミライースやミラココアも車体価格は100万円を割っており十分安い価格で購入できるのだ イースもココアもミラをベースに作っているので大きな相違点はないが、デザイン性の観点からするとミラは劣位にあることを否定できない。ミラのシンプルなデザインは、好き嫌いが生まれにくく様々な層のユーザーに使ってもらえる半面、イースやココアのようなモダンなイメージは皆無である。例えば、女性はデザインで考えたらココアを購入したいと思う人が多いのではないだろうか。また、燃費の面でも後発の2種にミラは負けており、肩身が狭いのが事実だ。 しかしながら、最低限の装備もあるミラは、走行性・燃費性・コストパフォーマンスの面からも十分に購入する価値のあるモデルであることも確かだ。 「とりあえず軽を安く欲しい」そういったニーズに答えることができるに違いない。