リンカーン・ナビゲーターの値引き交渉マニュアル

最高峰のエコブースト搭載。新型リンカーン・ナビゲーター

フォード リンカーン・ナビゲーター(2015年発売予定)

調査次第掲載
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カタログ燃費:調査次第掲載
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リンカーン・ナビゲーターの値引き情報

なぜディーラーはリンカーン・ナビゲーターを値引きしないのか?

2014年1月23日に発表され、2015年の発売を予定しているリンカーン・ナビゲーター(LINCOLN NAVIGATOR)の値引き額は不明だ。もともと現行の「2008年モデル」自体の車両価格が925万円と高額であることから、新型もそれに近い金額だと予想される。一般的には車両価格が高くなれば高くなるほど値引き金額も高くなるが、「リンカーン」はフォードの高級ブランドであり、トヨタであれば「レクサス」の位置づけになるため安易な値引きはしない可能性が高いのだ。

 

メルセデスベンツ・GLクラスとの比較交渉は通用せず

高級輸入車のフルサイズSUVカテゴリで国内のディーラー数の状況を考えれば、最大のライバルはキャデラック・エスカレードよりもメルセデスベンツ・GLクラスとなるだろう。車体の価格帯はGLクラスが1,300万円を超えるためリンカーンよりも高額だ。つまりメルセデスベンツのディーラーからGLクラスの見積もりをもらった上で、フォードのディーラーに行けば値引きを交渉できると考えるかもしれない。

 

しかし、この方法は難しいだろう。ナビゲーターの車体価格がGLクラスよりも安いため、値引きの比較ができないからだ。 逆にあなたにメルセデスを購入できる予算があると思われて、さまざまなオプションを勧められるかも知れない。

 

リンカーン・ナビゲーターを30万円以上安く購入する方法

2015年に発売を予定している新型リンカーン・ナビゲーターは7年ぶりの大幅モデルチェンジということで、世界中からの注目を集めている。フォード自体は2013年の世界販売で2012年よりも11.7%アップの633万台という売り上げをたたき出していることもあり、好調の波に乗った強気の販売戦略を仕掛けてくることは想像に難くない。さらに新型にふさわしく「3.5L・V6ツインターボエコブーストエンジン」という最高水準のエンジンを搭載する、リンカーンの虎の子だ。値引き交渉は難航するだろう。

 

だからと言って値引きをあきらめないことだ。私が作成した値引き交渉マニュアルを利用すれば、リンカーン・ナビゲーターを20万〜30万円も安く購入することができる。

 

 

 

リンカーン・ナビゲーターの評価

突然発表されたレベルの違う燃費性能

今回のリンカーン・ナビゲーターのモデルチェンジは2014年1月22日まで一切発表されずに隠されていた。その理由はリンカーン・ナビゲーターのライバルであるキャデラック・エスカレードとの差別化にあると考えられる。その差別化の最大の要素が「エコブーストエンジン」だ。現在のエスカレードの燃費は5km/L〜6km/Lほどである。しかしナビゲーターはフォード・エクスプローラーを超える性能のエンジンを搭載する可能性が高いため、エスカレードに対してレベルの違う燃費性能を見せつける可能性が高い。

一新されたインテリアと情報技術

今回のモデルチェンジにより、外装だけでなく内装も一新される。インパネ中央に8インチの「タッチスクリーン」を装備、さらにタコメーターにも液晶ディスプレイを装備している。これらによりドライバーは運転に集中しながら「マイ・リンカーン・タッチ」などを通じてさまざまな情報を知ることができる。また本革やウッドパネルなども配したことで運転席だけでなく、後部座席の高級感も損なわれていない。

リンカーン・ナビゲーター

 

2013年の販売数は前年比0.6%減

2008年以降、5年以上目立った動きのなかったリンカーンは、フォードが会社全体で前年比11.3%の販売増となった中で、前年比0.6%減の8万1694台となっている。0.6%なので数百台程度の落ち込みであるが、他の車種が伸びているため、新型について不安視する意見もあるかもしれない。実際にディーラーに行って試乗するのが一番安心できる方法になるだろう。

フルサイズSUVなので都市部の扱いが大変

ナビゲーターは2種類のボディサイズ展開となる。標準サイズは全長5268mm、ロングサイズは全長5646mmとなる。どちらにせよ「5メートル」を超えるので日本の住宅事情や都市部の交通事情には合わせにくいところがある。駐車場に置けない場合もあれば、狭い道を通れない場合もあるため、購入するならまずは自分の住居や周辺の道路・駐車事情を調べなおす必要があるだろう。

 

リンカーン・ナビゲーターの総評

エスカレードに対してどこまで上回れるか?

 

メルセデスベンツGLクラス以上に普及し、高級フルサイズSUVカテゴリにおいて代表格となるキャデラック・エスカレード。ナビゲーターはエスカレードと切磋琢磨しながら性能に磨きをかけている。エスカレードはナビゲーターよりも3ヶ月も早い、2013年の10月の段階で2015年モデルの発表をおこなっており、全世界の注目を集めている。

 

エスカレードは6.2リッターの直噴V8エンジンを搭載し、最高出力420hp、最大トルク460lb-ftとパワーをアップさせているのに対して、ナビゲーターは3.5リッターV6ツインターボエコブーストエンジンを搭載、最高出力370hp、最大トルク430lb-ftとなり、燃費効率を高めている。

 

今回のモデルチェンジにより、パワーと燃費、どちらに軍配が上がるのか非常に楽しみである。この2台の切磋琢磨により、ますます高級フルサイズSUVカテゴリは成長が見込まれていくだろう。

 

問題は購入者として、どちらを選ぶかだ。日本の交通事情を考えれば燃費性能で上回りそうなナビゲーターがオススメだ。 ナビゲーターは3.5リッターなので、エスカレードと比較して2.7リッターも小さい。しかしパワーはエコブーストによって高められている。狭い日本で乗ることを考えるなら、十分だろう。

2014/04/28更新