レクサスCTハイブリッド購入の値引き交渉マニュアル

トヨタ自慢のハイブリッドシステムによる、高効率な環境性能が大きな自慢。

レクサスCTハイブリッド(LEXUS)

356万〜433万円
CT200h バージョンC
カタログ燃費:26.6km/L
レクサスCTハイブリッド


19.8万円
2万円
21.8万円

 

 

 

レクサスCTハイブリッドの値引き情報

初回値引きは2万円程度

レクサスは元々値引きをしない上に、さらにCT200hはハイブリッドカーの中でも売り上げ11位を誇る人気車種。そのためディーラーでの値引きはほぼ期待できず、初回値引きは2万円程度だろう。

 

ライバル車種と比較交渉でも値引きは厳しい

2012年8月にマイナーチェンジを行い、よりしなやかな走りになったと評価されている。
エコ性能も高く、かつスポーティーな走りが楽しめることから、ライバル車との比較交渉を行っても値引きは引き出せない。

 

さらに大幅値引きをしてもらうには

レクサスCT200hは、固定ファンも多くディーラーでのこれ以上の値引きは期待できない。
値引き交渉マニュアルを参考に、他で値引きをしたほうが可能性は高いだろう。
発売したばかりの車種で35万円も安く購入した例も紹介している。
無料でできるので、ぜひ試してみてほしい。

 

 

レクサスCTハイブリッドの評価

圧巻の燃費性能

プリウスのハイブリッドシステムを高級ブランドであるレクサス車に搭載したのがこのCT200h。レクサス車というと重厚感のイメージが強いがこの車はその高級感に加えてベースグレードで30.0km/Lを超える燃費性能を誇る。

維持費とイニシャルコストが安い

車重が軽く、サイズもそこまで大きくない。ガソリンはレギュラーでプリウス並の燃費性能ということで維持費は安い。さらに本体価格が最上級グレードでも430万円以内に収まる価格でエコカー減税によって約20万円の優遇を受けられる。450万円を切る価格で LEXUS車が手に入るということで非常にお得感がある。

レクサスCTハイブリッド

 

価格相応の質感

レクサスのGSやIS、BMWの3シリーズ以上、メルセデスの3シリーズ以上を乗っていた人からすると質のチープ感は否めない。あくまで高級ブランド車のエントリーモデルとして良い選択になるのでは。

最上級グレードのみ電動シート

高級車の一つの条件(と私は思っている)である電動シートが最上級グレードである"バージョンL"にしか装着されない。ギリギリまでコストカットされた車であるということがよく分かる装備設定である。

 

レクサスCTハイブリッドの総評

今時ハリウッドスターでもオスカー授賞式にはプリウスで乗り付けるらしいから、ただ大きくて重厚で偉そうなクルマだけがセレブの象徴だという時代はもう過ぎ去ったのだろう。かくしてトヨタ自動車の高級車ブランドであるレクサスのチャンネルからも、排気量・車体サイズともコンパクトなCT200hの様な製品を登場させる必要が有るのだ。

 

個人的には、レクサスのクルマは全て白塗りがお似合いのデカくて重そうで、運転をすると言うより誰かに運転させる会社重役向けの製品ばかり、というイメージが焼き付いてしまっている。ただそれは、私の認識が偏っているからそのせいに違いない。レクサス CT200hは、サイズ(全長4,320、全幅1,765、全高1,460ミリ)、重量(1,380kg)、そしてボディーシェイプ的に言ってもBMW 1シリーズの5ドアと競合するクルマだと考えられる。そんな大物がJC08モードでも18.9lm/Lの燃費性能を出すのだから、今時のクルマは凄い、というかハイブリッドは凄いのだ。

 

メーカー希望小売価格は、最もベーシックなタイプで3,560,000円。このブランドとしては、エントリー・モデルと位置付けしたとしても誤解とは言われないだろう。レクサスの名前から何となく横柄な印象を抱きがちな私の様な人間でも、そのハッチバック・スタイルには、予想しなかった愛想の良さを感じ取ってしまう。すでにもっと大型で高額な車を持っているご主人が、新たに免許を取得した娘さんへ、あるいは結婚記念日に奥様へのプレゼントとする、そんなイメージも沸いてくる。ハッチバック・スタイルの醸し出す動物の背中のような丸い印象は、女性ユーザーの更なる開拓も意識したのだろうか?そしてレクサスのエンブレム、他の追従を許さないハイブリッド技術、数々のラグジュアリー装備(画面を見ながら自然な運転姿勢で操作できるリモートタッチ、375リットルの荷室etc)と、これに満足するユーザーは数え切れない事だろう。

 

それでも一言、言いたい。何故FFになってしまったのだろう?車にとって駆動方式の違いは、ギミックやタイトル付けと言った演出ではカバー出来ない本質的なものになると思う。そしてレクサス自身がFF向けのブランドだとは思えないのだ。もちろん前輪駆動でも良いクルマはたくさん有るだろうから、それ自体に問題がある訳ではない。だけれどもクルマに対して一方的に夢とか想像を要求する私のような人間に対しては、その点でももうちょっと頑張ってくれた方が、更にアピール度合いが増すというものである。そして開発・設計段階で、流用できる適当なコンポーネントがトヨタには無かったのかな?などと言う事をもしユーザーに想像させたとすれば、それだけでもレクサスのブランディングにとってはプラスとは言えないだろう。しかし、洗練され尽くしたブランドに一般からもアクセスしやすい製品を揃えたというマーケッティングの妙を、他人がとやかく言うものでも無いのだ。