ベストオブファミリーカー！三菱eKスペースカスタム
eKスペースカスタム 三菱
eKスペースカスタムの値引き情報
初回値引きは5万円が限界
今注目を集めている三菱eKシリーズ。その最新作であるeKスペースカスタムの値引き交渉は難航するだろう。ディーラーは大幅値引きを渋り、初回値引きでは5万円程度である。
ライバル車比較で明暗が！
eKスペースカスタムのライバル車はN-BOXカスタムやタントカスタムなどだろう。これらライバル車の見積書を持って値引きの交渉に行くとさらなる値引きが期待できる。上手くいけば+5〜7万円の値引きが受けられるが、地域・時期・ユーザーの交渉力などによって大きく変わってくるだろう。
10万円の値引きで満足してはいけない！
人気シリーズである上に新発売であるeKスペースカスタムにこれ以上の値引きは期待できない。ディーラーとの交渉で10万円の値引きを引き出せたら万々歳だろう。しかし、ディーラー以外の所では30万円以上安く新車を購入することができたケースもある。10万円の値引きで満足できないユーザーは、無料ででき、手間もかからない値引き交渉マニュアルを参考にしてもらいたい。浮いたお金でドライブレコーダーなどのオプションやアクセサリーを追加してみるのもいいだろう。
eKスペースカスタムの評価
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上質でママ思いの室内空間
競合他車種がひしめく軽のスーパーハイトワゴンクラスでNo1の室内空間を誇るのがeKスペースカスタムだ。室内高は1400mm、室内長は2235mmである。また、ただ広いだけでなく、小さな子供を持つママやパパのことを考えた撥水シートを採用している。このシートのおかげで飲み物がこぼれてもシートに染み込むことがない。 安心・安全・充実の走行性能
急カーブなどでの横滑りを防ぐASC機能をはじめ、エマージェンシーストップシグナルなどが安全な運転をサポートする。またミラーに映る、アラウンドモニターは駐車の苦手なユーザーの味方だ。さらに加速は非常にスムーズで低速域から無理がなく加速できる。 |
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現在スーパーハイトワゴンは最も人気のあるジャンルと言えるだろう。そのため各社が力を入れて開発している。デイズルークスハイウェイスターやカスタム系のライバル車の存在がeKスペースカスタムを選ぶ理由を薄めてしまうだろう。ユーザーが重点を置く場所がどこであるかを明確にして、それに沿った車選びをすべきだろう。
eKスペースカスタムの価格帯は152〜177万円と少し高く感じる。ライバル車のN-BOXカスタムやタントカスタムは145万円からである。ただ、eKスペースカスタムには様々な装備が標準装備されているため、実際の乗り出し価格ではむしろ割安となるだろう。
eKスペースカスタムの総評
2014年2月にeKスペースのカスタム系として販売が開始された三菱のeKスペースカスタム。30代で子育て中のママをターゲットに開発された車だ。小さな子供を育てるママには必要な機能がとても多い。eKスペースカスタムは標準装備でそのほとんどのニーズに応えている。そのため、ママでないユーザーが乗っても申し分のない仕上がりだ。
eKスペース同様に、ファミリーの要望に応えたうえで、走行性能をアップさせたのがカスタムだ。自然呼気エンジンを搭載しているeKスペースの最高出力・最大トルクが36kW・59Nmであるのに対し、カスタムは47kW・98Nmとその差は歴然である。特に加速のスムーズさには定評がある。
eKスペースカスタムの購入を検討しているユーザーのほとんどは街乗りが目的だろう。日本の街乗りで問題となってくるのが、信号などで停止する回数の多さだ。停止する回数が多いため、カタログ燃費と実燃費の差が顕著になる車も多数ある。しかし、減速時に9km/Lを下回った場合に自動でエンジンが停止するオートストップ&ゴー機能などによって、実燃費とカタログ燃費に大きな差は見られない。
メリット・デメリットやライバル車の存在など、購入を迷わすものは数多くある。しかし、子供を持つ親は必ずチェックすべき車だということは断言できる。
2014/02/27更新
