フォード・エコスポーツ(ECOSPORT)の値引き交渉マニュアル

フォード史上最小の万能SUV!エコスポーツ(ECOSPORT)

フォード・エコスポーツ

246万円
TITANIUM
カタログ燃費:14.5km/L
フォード・エコスポーツ


対象外
6万円
6万円

 

 

フォード・エコスポーツの値引き情報

フォード・エコスポーツ(ECOSPORT)の値引きが期待薄の理由

2014年5月31日に、新登場となるフォードの小型SUV、エコスポーツの値引きは6万円程度だろう。本体価格が246万円なので、240万円ジャストまでがディーラーも値引きの落としどころと考えている可能性が高い。特に日本国内では日産・ジュークホンダ・ヴェゼルのような小型SUVは非常に人気が高いため、わざわざ大幅値引きをする必要がない。

 

プジョー・2008との比較交渉は通用せず

エコスポーツにとって最大のライバルは、同じ「輸入小型SUV」カテゴリで争うプジョー2008だろう。実際大きさもほとんど変わらない上に、両方とも輸入車らしい洗練されたデザインだ。それを利用して、プジョーのディーラーで2008の見積もりをとり、その後にフォードのディーラーで値引きをする人もいるだろう。

 

しかし、この2台の比較は成り立たない。なぜなら、2008は最低グレードの価格が246万円となっており、エコスポーツよりも値段が高いからだ。最低グレードの値引きはなかなか難しいため、価格比較交渉する材料としては役不足なのだ。

 

フォード・エコスポーツを30万円以上安く購入する方法

2014年5月31日に日本初登場となるフォード・エコスポーツはフォードファンだけでなくSUVユーザーからも高い注目を集めている。その理由は今回のエコスポーツが2代目であり、初代はブラジルだけで70万台も売り上げた大ヒットモデルだからだ。

 

初代は2003年に発売されたが、その当時は日本でのSUVブームは起きておらず、残念ながら輸入されることはなかった。10年以上の時を経てようやく日本で展開されるエコスポーツは日本国内でもヒットが予想される。そのため値引き交渉は難しいだろう。

 

しかし、エコスポーツの値引きは別の方法で可能だ。私が作成した値引き交渉マニュアルを実践すれば、20万〜30万円も安く購入することができるだろう。

 

 

 

フォード・エコスポーツの評価

洪水でも安心。十分すぎる悪路走破性

エコスポーツの魅力はブラジル生まれのなせる「悪路」に対する走破性の高さだろう。車体の地上高は180mmとなっており、市街地での段差のみならず、オフロードの地面の凹凸も苦にならない。さらに水深55cmまで走行できる設計となっているので、多少の浅瀬ぐらいなら渡り切ってしまうし、万が一の洪水災害に見舞われてもエコスポーツなら切り抜けられる可能性が高いのだ。

利便性の高い車内オプション

エコスポーツは走破性のみならず、実用性も高い。小型SUVというカテゴリのため、ラゲッジルームは期待できないと思われがちだが、後部座席を倒せば1238リットルもの空間が生まれる。車高も高いので、なんとドラム型洗濯機を余裕で積載できるのだ。さらに冷却機能がついて飲み物を冷やせる「グローブボックス」、20か所以上の収納スペースなど、使い勝手を考え抜いた装備とオプションが充実しているのだ。

フォード・エコスポーツ

 

燃費14.5km/Lは物足りないかも

エコスポーツの246万円という価格は、ホンダ・ヴェゼルのハイブリッドモデルの金額より高い。ヴェゼルが最大27km/Lの燃費を誇るのに対して、エコスポーツはそれよりも12.5km/Lも劣ってしまう。購入価格と維持費を考えれば、節約志向の人にとっては向かない車と言えるかもしれない。

名前ほど「エコ」な感じがしない

エコスポーツという名前で「エコ」を冠しているが、実際の装備や機能面を考えるとそれほどエコな要素は多くない。現行の日本車では当たり前となっている「アイドリングストップ機能」は装備されていないし、同社のフィエスタフォーカスでは装備されている「エコブーストエンジン」も装備されていない。 この点を考えれば、名前負けと思われるかもしれない。

 

フォード・エコスポーツの総評

アウトドア好きな都市部在住者におススメの一台。

 

2014年5月31日発売のフォード・エコスポーツは小型SUVならではの取り回しのしやすさ、ブラジルで鍛えられた高い走破性を兼ね備えている。この車を使いこなすことができるのは、スキー、サーフィン、マウンテンバイクといった大型器具が必要で、かつ汚れやすいスポーツを趣味とする人や、登山やキャンプや釣りといった悪路を通過することの多い趣味を持つ人で、かつ首都圏に住む人だろう。

 

ある程度土地や道路に余裕のある人であれば、日産・エクストレイルなどが向いている。エコスポーツは小型ならではの取り回しのしやすさだけでなく、首都圏の駐車スペース事情にもフィットしている。普段は首都圏でキビキビとした走行性を求め、休日には地方に出かけて圧倒的な走破性を求める。そんな人には最高の一台だ。

 

この記事では「走破性」について強くPRしてきたが、エコスポーツは市街地の騒音をシャットアウトし、静かな車内環境を保つ静粛性や、渋滞の上り坂でも安心の「ヒルスタート・アシスト」、高めにつくられて見晴らしの良い運転席といった、都市部での運転に役立つ機能や装備が整えられている。

 

また、アジア圏や南米などに今後進出する人などは、日本国内でエコスポーツを乗りこなせておけば、現地に赴いたときに、運転で困ることはないだろう。

2014/05/08更新