三菱・デリカD:5ロイヤルエクシードの値引き交渉マニュアル

高級感と高い燃費性能の合わせ技!デリカD:5ロイヤルエクシード

デリカD:5 ロイヤルエクシード

239〜421万円
ロイヤルエクシード
カタログ燃費:13.6km/L
デリカD5 ロイヤルエクシード


100% 18.1万円
20万円
38.1万円

 

 

デリカD5 ロイヤルエクシードの値引き情報

なぜディーラーは三菱・デリカD:5ロイヤルエクシードを大幅値引きしないのか?

2014年2月20日に発売となった三菱・デリカD:5 ロイヤルエクシード(DELICA D:5 ROYAL EXCEED)の値引きは20万円ほどだろう。車体価格が420万円を超えることもあり、ジャスト400万円で販売するのがディーラー側のギリギリラインと思われる。もともとデリカには「D-Premiumu(ディープレミアム)」というグレードがあり車体価格は400万円だ。この車との差別化をはかる意味でも400万円を切るような値引きはできないだろう。

 

アルファード・エルグランドとの比較交渉は通用せず

デリカD:5ロイヤルエクシードにとって、ライバルと言えるのは「ラグジュアリー系ミニバン」トヨタ・アルファード日産・エルグランドとなるだろう。ディーラーへの値引き交渉材料として、この2台の見積もりを取ってから三菱のディーラーに向かうという手が考えられる。

 

だがこの方法での値引きは期待できない。というのも、もともとデリカD:5は、アルファードやエルグラントといったフルサイズミニバンよりも一回り小さく作られているからだ。 住宅事情や交通環境などによっては、デリカD:5が最適となるドライバーは多い。ディーラーもそのあたりを熟知しているので、他社の車との比較に応じる可能性が低いのだ。

 

デリカD:5ロイヤルエクシードを30万円以上安く購入する方法

特別仕様車として2014年2月20日に発売されたデリカD:5ロイヤルエクシードは、本革のシートや本木目を活用した木目調パネルといった上質な装飾と、「リラックスルームイルミネーション」「後席9インチワイド液晶ディスプレイ」「ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム」といった充実装備で注目されている。 充実の装備で500万円を切る乗り出し価格を実現しており、コストパフォーマンスも非常に高いため、値引き交渉は難しいだろう。

 

とはいえ値引きをあきらめてはいけない。私が作成した値引き交渉マニュアルを実践すれば、デリカD:5ロイヤルエクシードを20万〜30万円も安く購入することができる。

 

 

 

デリカD5 ロイヤルエクシードの評価

補助金ももらえて、スムーズな走りのエンジン

デリカD:5の車としての特長は「2.2Lコモンレール式DI-Dクリーンディーゼルエンジン」に現れていると言えるだろう。1500回転という低回転状態から360N・mものトルクが発揮されるため、低速行きからスムーズな加速を楽しむことができる。その上で、平成21年排出ガス規制や、平成27年度燃費基準+20%(JC08モード)もクリアしている。エコカー減税はもとより、平成25年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金の対象車と位置づけられているため、最大5万円の補助金を受けられるのだ。

日常使用で使える便利機能満載

運転席と助手席側に電動スライドドアが搭載されいる。段差に気をつけて乗り込む必要のある子供やお年寄りにとっては使い勝手の良い機能と言えるだろう。さらに後部のドアも電動で開閉する。特筆すべきは「キーレスオペレーションシステム」との連動だ。この機能があることで、荷物を持ったまま、両手がふさがった状態でも乗車や荷物の積み下ろしの利便性が高められている。

デリカD5 ロイヤルエクシード

 

デリカのブランド力が弱い

高級ミニバンといえば、アルファードエルグランドオデッセイが「3強」と言われており、一般認知度やブランド力が非常に高い。そのためデリカというブランド自体には「高級」という印象を受けにくいのだ。高級ミニバンを持っていることを自慢したい人にとってはデリカのブランドは弱いと言える。

ディーゼルエンジンの向き不向きがある

デリカD:5の「2.2Lコモンレール式DI-Dクリーンディーゼルエンジン」は車体自体の工夫も含めて静粛性が高められているが、ディーゼルはディーゼルであり、ハイブリッドカーのような静粛性を望むことは難しい。ディーゼル特有の音や振動についてはドライバーによって「耐えられる」「耐えられない」といった好みが出てくるだろう。興味があるなら一度試乗をすることをお勧めする。

 

デリカD5 ロイヤルエクシードの総評

個性の際立つ一台。ハマる人には最高な車。

 

デリカD:5の特長は「SUV」としての力強い走行能力と、「ミニバン」としての大人数が快適に過ごせる居住性を両立させていることだ。一般的にはミニバンとしての印象が強いため走行性能の高さはあまり取り上げられていないが、45度という急勾配の斜面を登ることができ、岩場のようなデコボコ道でも車内空間はほとんど水平のままで走行ができるのだ。

 

ミニバンとしての外観からは想像ができないだろう。山間部や平地の少ない場所に住む人、雪の多い地方に住む人などにとって最適なミニバンといえるだろう。

 

だからこそ、交通環境の整備が行き届いている市街地に住む人にとっては、「アルファードやエルグランドと比べてボディサイズが小さいため、とり回しがしやすい」ということと、「値段の割りに装備が充実している」という部分に焦点が集まる。 そのため、どうしても「高級」という印象を持ってもらうことができない。外観も他の競合車種と比較して高級感よりも「親しみ」を感じられるデザインとなっている。

 

また、ディーゼルエンジンなので、パワーはあるが静粛性はライバル車に比べて劣る部分がどうしてもある。逆を言えば、市街地に住む人にとっても、小回りが効き、パワーがあり、あまり目立ちたくないというニーズがあれば、最適な一台と言えるだろう。

2014/04/17更新