デイズの値引き交渉マニュアル

日産が提案する新しい軽自動車「デイズ(DAYS)」

デイズ(日産)

122.2万円〜158.5万円
ハイウェイスターG
カタログ燃費:29.2km/L
デイズ


3.88万円
0万円
3.88万円

 

 

 

デイズの値引き情報

初回値引きは期待できない

初回値引きは0円を覚悟して欲しい。 日産が満を持して発売する軽自動車であるデイズをディーラーはそう簡単に値引きしてはくれないだろう。 発売からまだ間もないこともあり、この現状は続くと予想される。

 

ライバル車種と比較交渉しても2〜3万円程度の値引き

比較交渉を実施すると、2〜3万円の値引きを見込むことができるだろう。 軽自動車市場には、ダイハツ「タント」やホンダ 「N BOX」、スズキ「スペーシア」といった競合が多い。 こういった車種をライバルとし、交渉に持ち込むことで僅かであるが値引きを見込むことができる。

 

大幅値引きをしてもらうには

発売されたばかりのデイズは、ディーラー値引きに限界がある。 手間のかかる比較交渉を行ったとしても3万円の値引きが限界という状況だ。 しかし、この状況に満足することなく20万円・30万円と購入金額を抑えるコツがある。 「値引き交渉マニュアル」を利用して新型の軽自動車を30万円ほど安く購入した例もあるのだ。 浮いたお金でナビゲーションやラゲッジトレイ等の人気オプションやエアロを追加しても良いだろう。

 

 

 

デイズの評価

低燃費!クラス上位29.2km/L

29.2km/Lという抜群の燃費性能が大きなメリットとなっている。実燃費も20km/Lを割ることはなさそうだ。デイズには優れたアイドリング機能が搭載されており、アクセルを切り13km/Hを下回った段階でエンジンを停止させる。これによりエンジンの停止時間が長くなることで、エコな走りが実現しているようだ。

質感高いインテリアの居心地が良い

落ち着きのある室内空間は居心地がよく、期待以上のものだろう。エボニー(黒鍵)、アイボリー(白鍵)どちらを基調にしてもどちらとも異なった良さが現れる。エボリーならスマートな印象を、アイボリーなら清潔な印象を、それぞれ与える。シートも座りやすく運転はもちろん、乗員も十分にくつろぐことができるだろう。

デイズ

 

やはり軽、走りはイマイチ

燃費を重視したモデルなのか、走りはあまり期待できない。良くも悪くも軽自動車らしいといったところだ。あくまで、生活の移動のための手段として捉えるべきだろ。NA(自然吸気)を採用したエンジンは、レスポンス・パワー共に弱さを感じるので、8月に発売されるターボ付グレードを検討するのも良いだろう。

思いのほか跳ね上がる乗り出し価格

日産デイズは、NISSANと三菱自動車の共同開発から生まれたモデルである。このメリットとしてコストカットが挙がっていたが、実際のところどうだろう。乗り出し価格は、標準的なモデルでも150万円前後と決してお値打ち感はない。安さを求めるユーザーには少々ギャップがあるかもしれない。

 

デイズの総評

デイズは、2013年6月に発売されたNISSAN待望の新型軽自動車だ。 この新車が、他と大きく異なる点は「NHKV」という日産自動車と三菱自動車 による開発会社を立ち上げ、2車により共同開発という方法で企画・生産されている点だ。 車のコンセプト等の企画やデザイン・販売を日産、生産を三菱自動車が担当することで、生産効率が向上、コストカットに繋がったという。

 

三菱「eKワゴン」と共同制作、同時発売となっているが、装備やデザイン等にそれぞれ違いが出ている。 日産デイズはバランスの取れたモデルという印象があり、老若男女問わず乗りこなすことができるだろう。 注目は、優れた低燃費性だ。ダイハツ「ミライース」など一部のモデルに僅かに敵わないものの、29.2km/Lという燃費はクラストップの水準だ。 この優れた低燃費性は、独自のエンジンとアイドリングストップ、ボディの軽量化から実現した。 それに伴い、エコカー減税は100%適合で4万円近い優待を受けることができる。 こちらも購入者には嬉しいメリットに違いない。

 

インテリアのクオリティも非常に高く、日産が力を入れていることが分かる。 シンプルに黒、または白をベースに仕上げた室内は、質感がよく居心地が良い。 室内の収納スペースも充実しており、小物の収納には困ることが無さそうだ。 ラゲッジルームもアレンジが効くので、必要に応じて大きさを調整できる。 購入金額は150万円前後が多く決して安い軽自動車とはいえないが、生活の足としては長く愛車にするには良いかもしれない。

 

一方、走りは期待したものではなかったと感じるユーザーが多いようだ。 ボディが軽量化したとはいえ、やはり低燃費重視のエンジンを搭載した軽自動車には限界あるは仕方がない。 それでも走りにこだわりを持ちたいユーザーは、8月にはターボ付きのグレードが新たに追加されるので、そちらの発売を楽しみにしてはどうだろう。