キューブの値引き交渉マニュアル

左右非対称になっているデザインが面白い日産「キューブ」

キューブ(NISSAN)

153.3〜193.2万円
15Xインディゴ+プラズマ
カタログ燃費 :19.0km/L
キューブ


75% 7.19万円
15万円
22.19万円

 

 

 

キューブの値引き情報

初回値引きは15万円程度

初回値引きは15万円ほどが限度だろう。 やはり人気のあるモデルであるため、ディーラーは値引きを渋る傾向にある。

 

ライバル車種と比較交渉で30万円前後の値引きが可能

車体の大きさが近いスバル「トレジア」やトヨタ「ラクティス」、ホンダ「フィット」、マツダ「デミオ」などライバル車が多い。 このように激戦のマーケットであることを活かして比較交渉をすることで、さらに値引きを狙うことが出来る。 30万円前後の値引きは引き出せるだろう。

 

人気車をさらに大幅値引きをしてもらうには

1998年から発売されているキューブ。 現在発売されているのは3代目で、直近では2012年10月にマイナーチェンジが行われている。独創的なエクステリアが注目を浴びている。比較交渉を上手く行うことで高額値引きを見込めるが、これで満足しないでほしいディーラー以外の値引き方法を検討し、値引き交渉マニュアルを活用を選択肢に入れるべきである。これを活用した場合、面倒な交渉をなしに最大で35万円の値引きが成功した例もある

 

 

 

キューブの評価

国産車らしからぬ独創的なフィルム

オリジナリティ溢れるフロントフェイスに左右非対称の背面。国産車らしからぬデザイン性の高さが大きな美点となっている。ガラスハッチの開閉も珍しく、エクステリアへは妥協が一切感じられない。

追及された居住空間が安らぎを与える

足元はもちろん、高さもある住居空間の快適さが光る。シートの居心地も良く、長時間の運転もストレスにならないだろう。見た目以上の解放感と安らぎが用意されている。

キューブ

 

運転者と助手席の斜め前にあるAピラーが太く死角が増える

高いデザイン性を実現した反面、Aピラーが太く死角が気になる。解放感のある室内空間とは裏腹に、コックピットからの景観は良くないだろう。

横開きのバックドアが場所を取るため使い勝手が悪い

左右非対称的な背面が魅力的である一方、横開きとなっているバックドアは場所を問てしまうのが難点だ。狭い空間が多い市街地の駐車場などでは荷物の出し入れには手こずるだろう。

 

キューブの総評

独創的なエクステリアが目を引く日産「キューブ」 単調なエクステリアが横歯並びする国産車のなかで異端を放っており、これだけでも十分に面白い。 全体的に角を削ぎ落とした丸みのあるフィルム。 適度に突き出したフロントガラスが存在感を示している。 また、左右非対称となっている背面が強い独自性を感じさせる。 カラーバリエーションが9種が用意されており、 それぞれ色によって全く違ったファーストインプレッションを与えてくれる。

 

住居空間にも高いこだわりがあり、 足元に加えて高さも十分に持つことで落ち着きのある開放的な造りとなっている。 また、シートの居心地も追及されている。クッション性が高く、まるで自宅のソファでくつろいでいるようだ。 このように乗る楽しさを存分に感じる一方、実用性の面では至らない面も多く見受けられる。 まず、デザイン性を高さを支えているAピラーがあまりに太すぎるため、死角が多くなってしまっている。 運転の際は大きなストレスになることは間違いなく、注意されたい。

 

また、最大の魅力でもある左右非対称の背面は見た目には素晴らしいが、使い勝手は悪い。 横開きになっているバックドアが場所を取るため、駐車場などでの荷物の出し入れに手こずるだろう。 可愛らしいエクステリアに4人乗りというキューブの特徴を加味すると、 女性のファーストカー、ファミリー層のファーストカー、セカンドカーに選べることが想像される。 しかし、上記のようなデメリットは事前に理解しておく必要があるだろう。 必要最低限の動力性と安全性能を兼ね備えているものの、ドライブを楽しむことに注力されていることは明瞭だ。 そのため、見た目重視のクルマ選びをしたいという購入者には最適かもしれない。