カムリの値引き交渉マニュアル

走りと質感をそのままに!ハイブリッドカーTOYOTA「カムリ」

カムリ(TOYOTA)

304〜382万円
ハイブリッド“Gパッケージ”
カタログ燃費:23.4km/L
カムリ


19.05万円
8万円
27.05万円

 

 

 

カムリの値引き情報

値引きは8万円程度

カムリはあまり中古市場には出回っていない、まだまだ人気があるモデルである。 そのため、初回値引きは8万円程度だろう。

 

ライバル車種との比較交渉で大幅な値引きも

オールラウンドなカムリは、ライバル車種の選定は難しい。 その中でも日産「ラティオ」やレクサスGSハイブリッドはカムリにとって最大の競合車といえる。 これらライバル車種と比較交渉をすることで、値引き額をさらに導くことができる。 手間と時間はかかるが、何度も交渉を繰り返すことで20万円程度の額を引き出せる可能性がある。

 

大幅値引きをしてもらうには

高級セダンのハイブリッドカーとして進化を遂げたカムリ。 2011年発売、2012年マイナーチェンジとまだ新しいモデルであることからも、ディーラーは積極的な値引きには応じないだろう。 そこで、30万円以上の値引きを目指すなら値引き交渉マニュアルの利用を検討して欲しい厄介な交渉なしに、30万円以上さらに安く購入した例もある

 

 

 

カムリの評価

燃費23.4km/Lという高い環境性能

2011年よりハイブリッド専売となったカムリは、やはり環境性能の良さが際立つ。23.4km/Lという燃費の良さを始め、二酸化炭素の退出量も99g/Kmと良い数字をたたき出している。エコカー減税は100%対応となっており、ハイブリッド"Gパッケージ"の場合190,500円優待されるので価格の面でも嬉しい。

「2.5L 2AR-FXEエンジン」が素晴らしい走りを演出

低・中・高全ての速域に対応できるトルクを搭載することで、どのようなシーンにも対応する走りを魅せる。長距離のドライブでは直進安定性に加えて、スムーズな加速が可能だ。短距離間での移動では、キビキビとした走りが特徴的である。

カムリ

 

車体が大きく、取扱いには不便

トヨタが展開するクラウンやマークXなど他のセダンと比較すると、カムリは車体の全長や全幅などが大きい。キビキビとした走りも出来る一方、道が狭い市街地などでは使いにくさが露呈するだろう。特に駐車の際などは小回りの利かないカムリは手こずるかもしれない。

同系色でまとめたシンプルな内装に意見が分かれる

内装色はブロック単色、シート表革もファブリック単色とカラーバリーエーションに幅がない。同系色で飾った室内空間は雰囲気を醸し出しているものの、どこか彩りがなく質素なイメージが先行する。価格を抑えているため仕方がないとはいえ、物足りなさを感じざるを得ないユーザーも多いはずだ。

 

カムリの総評

全身のセリカ・カムリの発売からTOYOTAがリリースする高級セダンとして確固たる地位を築いてきたカムリ。 その歴史は長く、初代から数えると実に30年以上に渡り世界を魅了し続けてきた。 そんなカムリは2011年に大きな転機を迎えた。高級セダンの肩書を残したまま、エコを意識したハイブリッド車として進化を遂げたのだ。

 

エコを意識した新型モデルが出回る中、長い歴史とブランドのあるカムリがハイブリッド車として転身したことにマーケットは大きな視線を向けた。 2012年にはマイナーチェンジを実施。外装のカラーバリエーションの追加や新しいオプション設定がなされた。 この新型カムリの強みは環境性能と走行性の両立にあるだろう。 「TOYOTA Hybrid System U」の完成度は高く、この技術が高いパフォーマンスを支えている。 2AR-FXEエンジンは全てのシーンに対応したトルクが自慢で、ユーザーの利用シーンを選ばない。トランスミッションも優れており、高いレスポンスがドライバーとクルマとの一体感を作り出している。 走りのパフォーマンスをそのままに、23.4km/Lという燃費の良さには驚く。これだけの走りを維持しながらのエコであるため、ユーザーからは何の文句もないだろう。

 

しかし、走りも燃費性能も良いがすば抜けて良くない、中途半端なモデルだという意見もあるのが事実だ。 たしかに、クラウンやプレミオと比較すると高級セダンという意味では引け目がある。 内装は、単色の落ち着いたレイアウトになっているが見方次第では簡素な作りに見えるだろう。 走行性能の面でも、決してトップにあるわけではない。環境性能も、特化しているモデルと比較すると一歩及んでいないのが現状だ。 そのため、それなりのポテンシャルを持つモデルであるものの、購入者の目にはあまり留まりにくいモデルであるかもしれない。