リッター40km!満タンで500km走れるスポーツカー、BMW・i8
BMW i8

BMW i8の値引き情報
ディーラーがi8を値引きしたら奇跡
2014年秋に発売を予定しているBMWのプラグインハイブリッドカーであるi8は、2013年中に2014年の生産台数を上回る注文を得ており、2014年分は完売となっている。2015年分も2014年中に完売となる可能性もあるので、ディーラーが値引きをしたら奇跡と言えるだろう。それほど値引きはありえないことだ。
メルセデスベンツ・SLS AMGとの比較交渉は無理
BMW・i8のライバルと言われて、最も多くの人がイメージする輸入スポーツカーといえばメルセデスベンツ・SLS AMGだろう。i8を値引きしてもらう手段の一つとして、車両価格がi8よりも高額なSLS AMGの見積もりを持ってBMWのディーラーに行くことを考える人もいるかもしれない。しかし、ディーラーでは門前払いだろう。SLS AMGの燃費は8km/L程度であり、i8はその燃費性能を5倍も上回る。同じ高級輸入スポーツカーとはいえ、次元が違う以上、比較にならないのだ。
BMW・i8を30万円安く買う方法がある
2014年秋に発売を予定しているBMW・i8は、2013年11月13日の発表から1ヶ月も経たないうちに2014年の生産予定台数を上回る受注を達成している。プラグインハイブリッドという新たなカテゴリの一台というだけでなく、モーターだけで37kmを走り、最高時速は120km/hを超えると言うのは今までのハイブリッドカーの概念をもひっくり返すほどのインパクトがある。
残念ながら発売から2年後の2016年になっても、ほとんど値引きはおこなわれないだろう。2014年中には2015年の生産分が完売し、2015年中にも2016年の生産分が完売する可能性が高いからだ。
しかし、ディーラーからの値引きがあてにならなくても、安く購入する方法はある。私が作成した値引き交渉マニュアルを利用すれば、i8を20万〜30万円安く購入できるのだ。

BMW i8の評価

脅威の燃費47.6km/L。ダントツのスポーツカー。
スポーツカーカテゴリの中で、従来の市販車で最高の燃費性能を持つ車はポルシェ・918スパイダーだった。スパイダーの燃費は33km/Lを誇るが、i8はそれを15km/L近く上回る47.6km/Lもの燃費性能を誇っている。さらに車体金額はスパイダーの約9,000万円をはるかに下回る約1,900万円ということからも、コストパフォーマンスはダントツと言えるだろう。 最高時速250km、0-100km/h4.4秒。
i8は見た目だけではなくスポーツカーとしても納得のいく数値をたたき出している。最高時速は250km/hだ。ライバルの最高時速は918スパイダーは345km/L、NISSAN・GT-Rも300km/Lを超えるので、i8の250km/hは見劣りするかもしれない。しかしよく考えて見れば、一般ドライバーは海外のアウトバーンでも200km/hぐらいしか出せない。それを考えればi8の最高時速は十分すぎるほどだ。また0-100km/hの加速も4.4秒であり、三菱・ランサーエボリューションと同等と言える。これもスポーツカーとして十分すぎる性能と言えるだろう。 |

2013年11月の発表から1ヶ月も経たないうちに、2014年生産分が完売状態となってしまったi8。最大のデメリットはやはり「購入を決めても、いつ納車されるかわからない」ということだろう。普通にディーラーに行って正攻法の手続きを踏んで購入すれば、1年以上待たされるからだ。少しでも早く欲しいと思うなら、今すぐにでもBMWのディーラーに行き購入予約をすることをオススメする。
買いたくても大幅に待たされるだけでなく、もうひとつユーザーを悩ませるのが充電だ。実はi8はプラグインハイブリッド車であるが、日本の急速充電規格に対応していない。そのため普通充電となるが、それでも日本の家庭用電源の100Vには対応しておらず、200V電源にしか対応していない。そのため、200V電源を手配しなければならないのだ。
BMW i8の総評
子供から大人まで夢を見させる一台
i8の最大の魅力は、そのデザインに現れている。 「金属では実現できないデザインを作る」という目的を達成するために、ボディの外板には炭素繊維強化樹脂(CFRP)を用いている。 このCFRPにより従来の車では実現できなかった、流れるような、生き物のようなボディラインとなっている。 さらに、両側のドアは上に跳ね上がるように開く。まさに「007」や「ミッションインポッシブル」といった映画から出てきたような一台だ。
また外装だけでなく内装もBMWの新たなこだわりが感じられる。i8に用いられている「スプヘリック・ライト・レザー」は通常のレザーよりも20%も軽く、BMWとしても初の採用となっている。
そして、スポーツカーとしてだけでなく、普段使いにも配慮された4つの「ドライビングモード」が選択可能だ。電気だけで静かに時速60kmで走行できる「コンフォート」、ステアリングのパドルシフトを活用しマニュアル操作ができる「スポーツ」、環境および燃費に配慮した運転ができる「ECO PRO」そして「ECO PRO+」、これらのモードを選択することでより運転の楽しさを実感することができるだろう。
デザインだけでなく、優れた燃費、スポーツカーとしての高い性能、2000万円を切る価格設定。これらを加味すればi8は最も買い求めやすい世界最先端のスポーツカーと言える。子供から大人までワクワクさせる一台だ。
2014/04/21更新