BMW・i3(アイスリー)の値引き交渉マニュアル

発売開始前に1万台以上受注!BMW・i3

BMW・i3

499〜546万円
i3
一充電:229km
bmw i3


100% 56.9万円
0万円
56.9万円

 

 

bmw i3の値引き情報

BMW・i3(アイスリー)の値引きが期待できない理由

2014年4月5日に国内販売を開始したBMWの電気自動車i3の値引きは全く期待できない。「値引きなし」という状況だ。発売前から1万台以上の受注をしているi3は、2014年夏に発売予定のi8の人気も相まって生産が追いついていない。そんなi3はBMWブランドということもあり、一切の値引きが期待できないだろう。

 

日産・リーフとの比較交渉は通用せず

i3にとってライバルの筆頭に挙げられるのは、日産・リーフだろう。発売以来国内で37,000台以上、世界で10万台以上売り上げているリーフは、既に日本国内の公官庁をはじめ様々な場所で導入されているからだ。そこに目を付けて、日産の販売店でリーフの見積もりを取り、BMWの販売店でi3の価格交渉を考える人もいるかもしれない。

 

しかし、i3の価格交渉は不可能と言えるかもしれない。日本国内でリーフの人気が高くても、i3は全世界から注目されており、生産を待つファンが多数存在する。そのためBMWのディーラーも生産が追いつくまでは値引きに応じることはないだろう。

 

BMW・i3を30万円以上安く購入する方法

2014年4月5日から発売されたBMW・i3は発売直前におこなわれた六本木グランドハイアット東京での内覧会で試乗希望者が1万2000人にもおよぶことが発表されている。i3は従来の車とは一線を画し、アルミとカーボン(炭素繊維強化プラスチック)で構成されている。世界初のカーボンボディを持つ一般量産車なのだ。

 

そのため、BMWファンや、電気自動車ファンのみならず、好奇心の強いクルマ愛好家たちからの注目も集めており、生産が追い付いていない状況だ。そのためディーラーも値引きなしで販売するのは目に見えている。

 

しかし、i3を値引きで購入する方法は実は存在する。私が作成した値引き交渉マニュアルを実践すれば、30万円以上も安く購入することができる。

 

 

 

bmw i3の評価

全く新しい構造で好奇心を満たす一台

BMW・i3の最大の魅力は「電気で走る」ということよりも、今までの自動車では実現できなかった新たな構造とデザインにあるだろう。ボディ素材は量産車で世界初となるカーボンファイバー、センターコンソールの無いすっきりした足元まわり、観音開きで乗りやすいサイドドア、そして未来を感じさせるデザインとカラーといったクルマ好きを興奮させる要素が満載だからだ。

ガソリン車顔負けのパワーとスピード

i3の魅力は目に見える外装と内装のデザインだけではない。新型の電気モーターにこそ価値があると言えるだろう。最大トルクは250N・mとなっており、この数値はスポーツカーのトヨタ・86の最大トルク205N・mを上回る。さらに電気自動車は停車状態からでも最大トルクを発揮できるため、時速100kmまでにかかる時間はわずか「7秒」なのだ。これほどの速さとパワーは、ガソリン車でもなかなか越えることはできない。十分に走る喜びを感じることができるだろう。

bmw i3

 

自宅充電設備が必要

近年、ガソリンスタンドや道の駅などでも電気自動車用の充電設備が導入され始めているが、i3を購入するならば、購入と同時に自宅に充電設備を設けなくてはならない。i3の充電には200vの電源が必要であり、「BMW i eインストレーション」により工事が必要だからだ。本体価格も499万円と高額だが、それに加えて充電設備の費用も設けることになるので、補助金も多少はあてにできるかもしれないが、乗り出し価格としては600万円ほど考えておく方が良いだろう。

リーフの2倍以上の価格に納得できるか

i3は熱狂的なBMWファンや、新し物好きであれば即購入を決断するにふさわしい一台と言えるが、ただ単に電気自動車が欲しいと思っている人にとっては、おススメしにくいポイントがある。それが価格だ。やはり本体価格500万円というのは敷居が高い。日産・リーフは2014年の価格改定で全グレード25.7万円もの値下げをおこない、補助金利用で226万円から購入が可能になっている。つまりi3を1台買うなら、リーフを2台買えておつりがくるのだ。このコスト面についてはしっかりと検討する必要があるだろう。

 

bmw i3の総評

自動車の未来を先取りしたい人のための一台

 

2014年4月5日から発売されたBMW・i3は資金に余裕のある人であれば、是非購入を検討して欲しい一台だ。2013年に発表され2014年の夏に発売が予定されているBMW・i8は車体価格1917万円。しかも2013年中に2014年の生産予定台数を上回る受注をしており、これから買い求めたとしても手元に来るまでに1年待たなくてはならない。このような状況を考えれば、既に発売が開始されているi3はi8よりも価格の面で4分の1であり、納車までもそれほど時間はかからないだろう。つまり、i8が欲しい人は、まずi3を購入しそれで運転に慣れてから、i3を売却し、i8に乗り換えるという方法もあるのだ。

 

ちなみに、i3には2つのグレードが存在する。一つは電気モーターだけが搭載されたもの、そしてもう一つは小型のガソリンエンジンを搭載した「レンジエクステンダー」グレードだ。レンジエクステンダーは546万円という価格だが、ガソリンエンジンが搭載されたことで、万が一の充電切れの際も車を走らせ続けることが可能になっている。市街地に住んでいない人などは、このグレードを購入しておけば安心だろう。

 

i3はクルマ社会の未来を垣間見せてくれるとても斬新な一台だ。だからこそ、購入するなら「未来を先取りする価値」を計算に入れる必要があるだろう。

2014/05/12更新