BMW3シリーズツーリング購入の値引き交渉マニュアル

先進的な環境性能とドライバー支援システムも装備した所が魅力。

BMW3シリーズツーリング(BMW)

465万〜706万円
320i ツーリング
カタログ燃費:13.6km/L
BMW3シリーズツーリング


18.1万円
12万円
30.1万円

 

 

 

BMW3シリーズツーリングの値引き情報

初回値引きは6万円程度

2012年9月にデビューとあって、ディーラでの値引きは難しい。
初回値引きは6万円程度と予想される。

 

ライバル車種と比較交渉でも+5万円値引きが限度

セダンばりの走行性とレジャー使用にも快適な実用性を兼ね備えた人気車種。
しかもエコカー減税も適用されることから、ディーラーで値引き交渉を行ってもプラス5万円程度の値引きが限度ではないだろか。

 

さらに大幅値引きをしてもらうには

BMW 3シリーズ ツーリングは、需要も高く当分の間人気は継続されるであろうから上記以上の値引きは難しいだろう。
それならば、ディーラーでの交渉以外で安く購入する方法を試してみてほしい
面倒な交渉も必要なく、無料でできる。
安価な車にも関わらず、初期値引きのほかに35万円安く購入した例も紹介しているので、参考にしてみてはどうだろうか。

 

 

BMW3シリーズツーリングの評価

 

 

BMWのエントリーモデルがさらに質感アップ

BMWセダンの最安価シリーズである3シリーズ。サイズが大きくなり標準装備の質も向上した現行モデルは、価格以上の満足感があるはずだ。500万円以内で手に入れられる車としては最高の質感だろう。

 

ライバル車比較で広いラゲッジルーム

永遠のライバル、メルセデスCクラスのラゲッジルームより約10%も容量が大きい。後部座席もCクラスの2分割に対して3シリーズの3分割は自由度が高い。日々の広い利用用途に対応する車である。

 

BMW3シリーズツーリング

 

 

人気のMスポーツは600万超え

BMWで人気のMスポーツ。外見から内装、走行性能まで装着すると大きく変わるパッケージだが、3シリーズで600万円を超えてしまうのは痛い。その値段だとMスポではないが5シリーズも視野に入る。

 

直4エンジンは物足りない?

かつて「シルキー6」と呼ばれた6気筒エンジンはもう採用されておらず、4気筒に物足りなさを感じる人は少なくないはずだ。

 

 

BMW3シリーズツーリングの総評

自分のクルマに何を求めるか?これは、様々なタイプのクルマ乗りの間でしばしば議論される問題であり、多分それは永遠に結論を見ないのだろうと思う。ただBMWの様ないわゆる輸入高級外車の中でも、ひとつの付加価値と言うか存在感を持っているのが、BMW 3シリーズ ツーリングである事は確かだろう。クルマが交通手段の1つであるのと同時に自分を表現する衣だとしたら、人生への積極的な姿勢やアクティヴな行動範囲を表すのに、3シリーズ ツーリングのようなステーションワゴンタイプは、打って付けのモデルだと思える。

 

例えば以下の様な事を想像してみよう。ハリウッド映画の一場面でそこそこ社会的に成功した人物が、家族と共にクリスマスのホリデーを過ごす湖畔の別荘へと向かう場面が有るとする。そんなシチュエーションではいくら細部の機能・性能では同等であっても、日本製のSUVよりBMW 3シリーズ ツーリングの方が画面を引き立たせるだろう。もちろんエンジンにはガソリン仕様とディーゼル仕様、それぞれのツインパワー・ターボ・エンジンが選べたり、走行状況によって操舵角に対する反応を制御するバリアブル・スポーツ・ステアリングに代表される様々なガジェットも用意されている。まぁこれは、最近のBMWが押し出している技術的イデオロギーみたいなものの一端である。

 

クルマとしての色々な装備を踏まえつつもこのBMW 3シリーズ ツーリングの存在意義は、このサイズ(全長4,625、全幅1,800、全高1,460)から上の車格で、かつスタイリッシュなワゴンタイプ、という設定の中に有ると思う。多分もう少し小さな1シリーズの5ドアでも充分を超えたユーティリティーを備えてはいるだろう。そうだとしても、ツーリング・ワゴンが与える何かは機能性だけではないはずなのだ。そしてステーション・ワゴンが家族もしくは他の誰かやグループと、どこかへ出かけるためのツールだと考えた時、例えそれがBMW以外のブランドであっても、ユーザーに提供する快適さの積極的な追求は欠かす事が出来ない中心的取り組みになるだろう。

 

このBMW 3シリーズ ツーリングには、長距離ドライブを支援するシステムが幾つか装備されている。その1つがACC/アクティブ・クルーズ・コントロールと言う名前の前方車間監視システムである。これはフロントのバンパーに有るレーダーが前方を走行する他車との距離を測り、必要な場合は車速を積極的に調整して安全な走行の補助をするという機能だ。これによって、追突のリスクや車間距離を維持するための負荷が軽減されるという。更に言うと、縦列駐車時にステアリング操作を車が自分で行ってくれるという、パーキング・アシストという機能も付いている。これに寄れば、ドライバーは駐車時にもアクセルとブレーキの操作をするだけ、という先進機能だ。

 

確かに、「あのBMW、縦列に苦労してらっ」などと陰口を叩かれるのは嫌だし、駐車を何度もやり直す時の燃料の無駄も省けるなら、まさにハイテク様さまと言うべきなのだろう。このBMW 3シリーズ ツーリングは、基本的に電子油圧制御式8速ATのトランスミッションのみである。他のタイプに設定した7速DCTなんてものは必要ないとしても、個人的な好みで言うとすればやはりマニュアルの設定があっても悪くはない。更に言うと、一部で良いから4輪駆動の設定が欲しいと考える人も居る事だろう。とは言え、何でも要求されてそれに何でも節操なく応えてしまっては、輸入高級外車BMWとしての格式がやや衰えてしまうというものなのだ。