心を奪われる一台!BMW4シリーズカブリオレ
BMW4シリーズ・カブリオレ

BMW4シリーズ・カブリオレの値引き情報
初回値引きは難航
BMW4シリーズカブリオレの初回値引き交渉は難航することが予想される。車体価格は高いが、一方でブランド力も高い。さらに、カブリオレのような車種を買うユーザーの多くが、数万円といった差をあまり気にしないことからも、ディーラーでの大幅値引きはあまり期待できない。初回値引きは10万円前後だろう。
比較交渉は時間のムダ!
ライバル車の見積書を持っていくことで、追加値引きを受けられるケースは多い。ライバル車はフォルクスワーゲン・イオスやボルボC70といったところだろう。ただ、時間に見合った値引きは得られないだろうし、交渉テクニックが必要になってくる。
限界値引きに挑戦
上でも述べたがBMWのブランド力は相当なものであるし、購入するユーザーの所得が高く、値引きをしなくても売れるため、ディーラーは基本的に値引きをしない。しかし、BMWを限界まで値引いて購入したいユーザーもいるはずだ。そのようなユーザーには値引き交渉マニュアルを見てほしい。手間や時間がかからない上に無料でできる。30万円・40万円以上安く購入した例もある。浮いたお金でパーキング・サポート・パッケージなどのオプションを追加してみるのはどうだろう。

BMW4シリーズ・カブリオレの評価

非の打ちどころのない快適な走行性能
カブリオレといえばオープンエアでどれだけ気持ちよく走れるかが最大のポイントだろう。BMW4シリーズカブリオレは8速ATにより低速域からのスムーズな加速、ダイナミックで力強い走り、ロードノイズの小さい驚きの静寂性を兼ね備えている。とにかく走ることが楽しくてたまらなくなる一台だ。またオプションのウィンド・ディフレクターによって、高速走行中の風を効果的に和らげてくれる。 誰もがうっとりとするデザイン
心躍る魅力的なデザインも特長の1つだ。エクステリアのデザインについては話す必要はないと思う。自信の目で確かめてほしい。注目すべきはインテリアだ。高級感があるのは当たり前として、居心地がよく、心が休まるという印象である。街中で走れば必ず皆が振り返ることだろう。注目を集め、街中をオープンエアで颯爽と走る自分の姿を想像してみてはどうだろうか。 |

車体価格が800万円ほどと高すぎるわけではない。しかし、オプションが非常に高い。車体価格=乗り出し価格ではない点に要注意だ。場合によっては1000万円近くしてしまうだろう。ただ、誰もが欲しいと思って買える車では決してない。だからこそ持ってることで得られるステータスは相当のものだろう。
BMW4シリーズカブリオレはいったいいつ乗ればいいのだろうか。プライベートと仕事の兼用車にすることはまず考えにくい。となるとやはりプライベート用の車となるが、海外と道路状況の異なる日本において、乗りにくい車であることは間違いないだろう。
BMW4シリーズ・カブリオレの総評
2014年2月17日にデビューしたBMW4シリーズカブリオレ。先代モデルは3シリーズのカブリオレだろう。しかし、比べるまでもなく、今回の4シリーズカブリオレは優れている。具体的には、剛性が40%向上している。さらに20%の軽量化も成功している。
外装・内装の美しさに関しては文字で説明しにくい点がかなりある。ディーラーに足を運んでユーザー自身で感じ取ってほしい。試乗をする際、オープンエアでの走行だけではなく、クローズドの状態でも試乗して欲しい。セダンと見間違うエクステリアをはじめ、静寂性はクローズドの車種と同様かそれ以上だ。
軽量化によって、燃費はおよそ13.0km/L燃費性能も格段に向上している。またロースティングモードという、アクセルペダルから足を離すと、自動的に燃料消費を抑えてくれる仕組みによっても燃費は向上した。エコカー減税も、人気グレードのカブリオレLuxuryでは75%適合で、31.9万円ほどの優遇を受けられる。
収納スペースが少なそうという印象をもつユーザーも多いかと思う。しかしBMW4シリーズカブリオレはその印象を完ぺきに払拭する広々としたラゲッジルームと、使い勝手の良さを兼ね備えている。具体的には、ワンプッシュでルーフを上下させることができるローディングアシストをはじめ、リヤシートのバックレストを倒すことができるためスノーボード・スキー・ゴルフなどの大きな荷物も収納することができる。
購入の壁は高いが、BMW4シリーズカブリオレはユーザーにとって特別な一台となること間違いない。
2014/03/10更新