エネチャージ搭載35.0 km/L!スズキ・アルトエコ
スズキ アルトエコ

アルトエコの値引き情報
初回値引きは4〜5万円程度
2013年12月に燃費が改良されたアルトエコ。2014年初頭の値引き額は4〜5万円程度が限界だろう。もともと車体価格が安いモデルなので、オプションなし車体価格からの値引きで10万円を超えるような思い切ったディーラー値引きは考えられない。
比較交渉は時間のムダ?
ダイハツのミライースが最大のライバルだ。その他、トヨタのプリウスや発売されたばかりのホンダのN-WGN(エヌワゴン)なども気になる競合車だ。こういったライバル車の見積書を用意して初回値引きを上回る値引き額を引き出す方法がある。しかし、アルトエコの場合は車体価格が100万円を割っているので、比較交渉で見込める値引き額は最大で7万円程度だろう。正直、かかる手間に対してあまり効果のない手法かもしれない。
発売されたばかりの新車を安く買う方法
低価格を実現しているアルトエコはディーラーでの大幅値引きは期待できない。そこで、格安で新車を購入するためには値引き交渉マニュアルを参照して欲しい。このマニュアルを活用したことで新車を30万円以上も安く購入できた例もあるのだ。浮いたお金でナビを搭載して使い勝手をアップさせるオプションを追加しても良いだろう。

アルトエコの評価

ガソリン車としては驚きの35.0km/L
ガソリン車の軽としてはクラストップとなる35.0km/Lという低燃費性が1番の注目ポイントだ。2013年12月のマイナーチェンジで33.0km/Lから現行の35.0km/Lに改良された。この35.0km/Lという燃費性能は、トヨタ・アクアと同水準であり、ハイブリッド車に匹敵する性能の良さには驚きが隠せない。 コストパフォーマンスの高さ
車体価格はエントリーグレード「ECO-L」2WDで約83万円、上位グレード 「ECO-S」2WDで約94万円となっており、非常に安く新車を手に入れることができる。乗り出し価格はオプションを付けなければ100万円の予算で購入が可能だ。また、1のメリットで説明したとおりアルトエコは非常に燃費が良い。購入後の維持費も安く抑えられる点が嬉しい。 |

同じタイミングでマイナーチェンジされたマツダ・キャロルエコはアルトエコのOEM車。ほぼ同じエクステリア・インテリアの車が発売されているので、オリジナリティは大きく損なわれるだろう。もちろん、OEM生産を行っているからこそ100万円程度という安い購入金額でもあるので良い面もある。
非常に優れた燃費を維持して低価格を実現しているアルトエコ。住居性や装備の充実さはそこまで期待できない。もし、軽自動車でも使い勝手を最優先したいのであればN-WGN(エヌワゴン)などのハイトワゴンの購入を検討しても良いだろう。もちろん、燃費と費用を重視したいユーザーにとってアルトエコは試乗乗須の軽自動車になるはずだ。
アルトエコの総評
2013年12月にマイナーチェンジされたスズキ(SUZUKI)アルトエコ。 燃費は35km/Lを上回り大幅な改良が実施されたことが分かる。 エコカー減税は免税(100%適合)となっており人気グレード「エコS(2WD)」で合計3万円程度の優待を受けることができる。
購入者にとって魅力的なのは、ガソリンモデルとしては驚異的な低燃費性を誇る軽自動車を100万円程度の予算で購入できる点だろう。 燃費性が優れており、実燃費(実際の燃費)でも25〜28km/Lを十分にキープできるので季節や走行環境に捕らわれずに維持費を低く抑えることができるだろう。
リタイアしたシニア層の新車乗り換え時にもアルトエコは良い候補になりそうだ。 最近ではトヨタ86がシニア層にヒットしたりと嗜好性の高い新車を年齢の高いユーザーが購入する例がよく紹介されている。しかし、中には生活の足として、移動の手段としてクルマが欲しいと考えているユーザーも少なくない。そういったユーザーにとっては最低限の機能を装備したアルトエコは維持費も低く抑えることができるので費用も余計にかからない。
また、初めて新車を購入する若者にとっても、同じく費用が安いということでお勧めできる1台だ。実際、軽自動車の売上台数をけん引しているのは20代・30代前半を中心とする若者の男性である。 最近では同じくスズキから発売されているハスラーやダイハツのタントなども注目を集めているので、併せてチェックして気に入る軽自動車を見つけたい。
2014/01/27更新